おはなしの会「でんでんだいこ」にお邪魔してきました
おはなしグループ紹介の第2弾です。
もとまち図書館 毎月第3水曜 15:30~16:00
で行われている、おはなしの会「でんでんだいこ」さんに伺いました。
Q1. いつから活動されていますか?活動を始めたきっかけは?
15年前からです。「でんでんだいこ」は、現代のテレビなどの影響を強く受けて育つ子どもたちに、まわりの大人たちが生の声で日本や外国の昔話などを語り伝え、おはなしの楽しさを味わうことで、それが読書のきっかけになれば、と思い作った会です。
図書館でのおはなし会を担当してからは、10年です。こちらでは、「語り」以外のことが中心になることが多いですが、小さな子どもたちとふれあうことで学ぶことも多く、楽しんでいます。
*「語り」とは、読み聞かせではなく、「昔話を覚えて語ること」です。欧米でいう「ストーリーテリング」のことを意味しています。
Q2. 図書館以外の活動はありますか?
読書週間などに授業の中で、「語り」をしています。年間で、市内の小学校8校、中学校1校、幼稚園や学童保育所に出向き、「おはなしの出前」の活動は153クラスという実績があります。五小さんと、九小さんには毎学期、特に九小さんの1、2年生のクラスには毎月でした。
Q3. 子育て中の親御さんにおススメの本はありますか?
「うれしいさん かなしいさん」
(作・絵:松岡享子 東京こども図書館)
お話がかわいくて、しかけが面白い本です。
「タンゲくん」(作:片山健 福音館書店)
「わにわにのおふろ」(作:小風さち 福音館書店)
「もりのおふろ」(作:西村敏雄 福音館書店)
「どろんここぶた」(作:アーノルド・ローベル、訳:岸田衿子 文化出版局)
Q4. おはなし会に行ったことがない方へメッセージ、またみなさんの活動に参加したいと考えている方へメッセージをお願いします。
もとまち図書館と共催で、毎年秋に子どものためのおはなし会「ろうそくつけて、おはなしの世界へ」を開いています。お子さまはもちろん、大人の方も大歓迎です。
また、「語り」の講座も企画しています。おはなしを覚えるときは大変かもしれませんが、子どもたちが一生懸命聞いてくれて、おはなしの世界へ一緒に行けたときの喜びは大きいです。
メンバーは20人いますが、実動は14~15人で、読書週間のときは、てんてこまいしています。興味のある方は、毎月第一月曜の午前中に、もとまち公民館で定例会をしていますので、見学にいらしてください(休日などの関係で変更になることがあります)。お待ちしています。
でんでんだいこスタッフさんのぶんハピ
•恵良さん(国分寺歴 37年)
「自然が多くて落ち着いた町であるところ」
•奥津さん(国分寺歴 15年)
「子どもと一緒におはなしをしている時」
<取材日のプログラム>
手遊び 「どんぐりころちゃん」
語り 「人参さんとごぼうさんと大根さんのはなし」
パネルシアター 「くまさんくまさん なにみているの」
大型絵本 「どうぞのいす」(作:香山美子、絵:柿本幸造)
わらべうた 「こんこんこやまのこうさぎは」
お二方の語りかけで、おはなしの世界にどんどん引き込まれていく感覚になりました。読む方がおはなしをご自身に浸透させてから聞かせてくれたからなのでしょう。「語り」というスタイル を取り入れたおはなし会は、とても貴重な場だと思います。お子さまにはもちろん、親御さん方にも是非おすすめしたいです。
取材:ぶんハピリポーター
施設情報もとまち図書館 TEL:042-325-4222 住所:国分寺市東元町2-3-13 「でんでんだいこ」のおはなし会 アクセス:JR・西武鉄道国分寺駅南口から徒歩15分 府中駅行きバス「東元町」下車 徒歩5分 ぶんバス東元町ルート「元町駐在所」下車徒歩4分 *駐車場 5台(公民館と共通) |
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