ラ・ママン

素材にこだわって作るパンは
優しいママンの味

緑色の屋根と看板が目印に

国分寺駅北口から徒歩2分のところに、ママンの味を25年守り続けているパン屋さんがあります。店内には、デニッシュパン・調理パン・目の詰まったズッシリめのドイツ風パンなどその日の気分でチョイスしたい小ぶりで食べやすいサイズのパンが並びます。季節毎のフルーツの味を生かした数種類のパンも楽しめます。

創設当初からお店に携わってきた長澤乃婦子さんにお話をうかがいました。

 

――お店のオープンはいつですか?

平成元年12月(25周年)です。

 

――店名の由来

安全・安心の手作りパンを食べてもらいたい。おかあさんの味を提供したい。との思いから、「ラ・ママン」フランス語で「母」の名前をつけました。

 

ちんと並べられた美味しそうなパン

――お店をはじめたきっかけ

ワーカーズ・コレクティブ※として、15人の主婦により創設。地域にパン屋が少なく「焼き立ての味とママンの味を提供していきたい」と皆で話し合い、試行錯誤の末にお店を作り上げました。その後、10年余りで「企業組合」となり、法人格を取得しました。

※ ワーカーズ・コレクティブとは、消費者運動や市民運動の参加者、生協の組合員などが、共同出資し、自らも労働者となって働く自主管理の事業体。 (デジタル大辞泉より引用)

 

――お店のパンの特徴は?

国産小麦、天然酵母、調理パンの中身にいたるまで安心食材を使った手作りパン

 

――イチオシパンとお勧めポイント

一斤452円の胚芽パンです。

胚芽パンは、ビタミンたっぷりの国産胚芽をローストして練り込みました。卵と乳製品と油脂を使っていません。アレルギーが心配な方も安心して食べられます。

胚芽パン1斤 452円

チーズ棒116円

 

――ぶんハピリポーターの気になるパン

私が気になったパンは、チーズ棒です。食べやすい棒状のフランスパン生地は、しっとりもっちりしていて、練りこんだチーズとの食感がとても合うパン。やさしい甘さとチーズの香りがおやつにもぴったりです。

 

子連れのぶんハピポイント

金曜日のみ発売のかぼちゃパンは、「ミルクで優しく煮込むと赤ちゃんの離乳食にはもってこい」ということで若いママ達の間で大人気な商品とのこと。

平日の11:00~14:00で「サンドイッチ+菓子パン・調理パンが500円」となる、ランチタイムサービスを実施中。

又、水曜日のドーナツの日、木曜日のプリンとスイーツの日にはそれぞれ対象の商品が20%引きになります。(他の曜日はその日のお楽しみ♪)

アレルギーが気になる方向けに「卵・油脂・乳製品を使用していないパン」コーナーもあります。

 

長澤 さんのぶんハピ  国分寺歴 25年

スタッフの長澤乃婦子さん

緑の多い殿ケ谷戸庭園

国分寺駅南口の殿ヶ谷公園は、駅前であるのに、緑が多く自然を満喫できるほっとスポットです。

 

取材:ぶんハピリポーター

 

 

 

お店情報

ラ・ママン

TEL/FAX:042‐325‐5107

住所:国分寺市本町2‐23‐3

営業時間: 10:00~18:30

定休日:日曜日・祭日

http://lamaman.cocolog-nifty.com/blog/


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ボンジュール

地元に根づいて30年以上
お総菜パンが豊富なパン屋さん

手入れされた鉢植えの花が美しい外観

西武多摩湖線の線路沿い、国分寺第三小学校前の踏切から北へ少し歩いた左側にボンジュールはあります。

店主の中村さんご夫婦にお話を伺いました。

 

――お店のオープンはいつですか?

1981年(昭和56年)です。

 

――店名の由来

「ボンジュール」はフランス語で「こんにちは」という意味です。お客様が「こんにちは」と気軽に入って来られるお店にしたいと思ってつけました。ちなみに、スタンプカードの名前は「メルシーカード」で、「メルシー」はフランス語で「ありがとう」の意味です。

 

――お店をはじめたきっかけ

自分のお店を持ちたいと思って、パン屋をはじめました。学生時代ケーキ屋でアルバイトをした経験があり、自分のお店を持つならパン屋が良いと思いました。新所沢で店を借りて2年間営業したあと、1981年現在の場所に店舗兼住宅を構えてボンジュールをオープンしました。

人気のおかずパン

 

――お店のパンの特徴は?

食パン、フランスパン、ペストリー、パイ、ドーナッツ等種類が多いのですが、全て自家配合で作っています。

 

――イチオシパンとお勧めポイント

オレンジブレッド 1個 350円

パン生地の中にオレンジペーストをマーブル状に練りこんだパンです。同様に作ったメープルパンとどちらもよく売れています。手土産として買うお客様も多く、手頃な値段も喜ばれています。

オレンジブレット(350円)

オレンジブレッドの切り口

 

――ぶんハピリポーターの気になるパン

きんぴらフランス (170円)

私が気になったのは、きんぴらフランスです。

フランスパンに和風お惣菜がのっていてビックリ!生地にはごまがたっぷり入っていて、甘辛味のきんぴらの上にはマヨネーズとチーズがかかっています。食べてみると、それらが絶妙に混ざり合い色々な素材の味や食感のハーモニーが口の中に広がります。

ボンジュールでは柔らかくしっとりとしたパンをつぶれないようにひとつひとつ丁寧に袋に入れます。その一方で、「いろんな年代のお客様と話をするのが楽しいです」とお客様との会話も忘れません。店内には、イラストや手づくり小物が飾られていますが、それらはお客様からのプレゼントとのこと。お客様から愛されているお店であることがよくわかりました。

 

中村さんのぶんハピ  国分寺歴 32年

オーナーの中村俊雄さん

殿ケ谷戸庭園

毎日忙しくてなかなか殿ヶ谷戸庭園には行けないのですが、落ち着いた良い場所だと思っています。

 

 

 

取材:ぶんハピリポーター

 

 

 

 

お店情報

ボンジュール

住所:国分寺市東恋ケ窪2-14-3

営業時間:平日7:30~18:00

土日8:00~18:00

定休日:月曜

 


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●チェックポイント

Gemütlich(ゲミュートリッヒ)

住宅地にある小さな天然酵母のパン屋さん

 

ヨーロッパのようなお店の外観

連雀通り沿いにあるゲミュートリッヒは、お食事パンをメインにパンと焼き菓子を販売する小さなお店です。
店主の伊藤幸代(いとう さちよ)さんにお話を伺いました。

 

――お店のオープンはいつですか?

2005年2月25日です。

 

――店名の由来

ドイツ語で「居心地の良い」という意味です。子どもの頃ドイツに5年間住んでいたことがあり、ドイツ語の中で一番好きな言葉です。居心地の良い場所・お店にしたいという気持ちを込めてつけました。

 

パン以外に焼き菓子なども販売

――お店をはじめたきっかけ

市内のパン屋さんで働いていた時に、あこ天然酵母※を使ったリュスティック※の講習会に参加しました。そこで使用したkyuhan(キュウーハン)の釜※がとても気に入り、自分で購入したくなりました。しかし、その時住んでいたマンションのキッチンには家庭用の釜でさえ入れられず一時断念。その後、現在の戸建に引っ越す時に業務用を購入してお店をオープンしました。

※ あこ酵母は天然酵母によくある「すっぱい」「独特の発酵香」などの「クセ」を抑えた酵母で、あこ酵母 で焼いたパンは、小麦粉・酵母・塩・水だけでもふっくらとして噛めば噛むほど美味しい

※リュスティック フランスパンの一種。水分量の多い生地なので成形せず焼くため不揃いな形になる。リュスティックとはフランス語で「田舎風」という意味。

 

――お店のパンの特徴は?

あこ天然酵母100%使用。菓子パンの生地にも使用しています。

 

リュスティック (1個200円)

――イチオシパンとお勧めポイント

イチオシパンは、リュスティックです。フランスパンよりも水分の多い生地を、やさしくこねて成形せず焼いたパンなので、手を加えない分、粉の風味が生きています。

 

――伊藤さんの好きなパン屋さんを教えてください。

ゼルコバ(立川)、ブロートハイム(世田谷)、ビゴの店(鷺沼)です。

お店の名前はドイツ語ですが、住宅地なのでドイツパンに限定せず、お客さんの需要にあわせて、あんぱんやフランスパンなどもあります。天然酵母パンは値段が高いというイメージがありますが、食パン1斤280円で、お手頃な値段設定だと思いました。天然木の明るいベージュ色を基調としたお店は、店名通り居心地の良い空間でした。

私が気になったパンは、1個100円のカステラパンです。

自家製カステラが中に入っていて、パン生地との歯ごたえの違いが何とも不思議で面白いパンです。ほんのり甘くて、お子さんのおやつにピッタリ。お値段もうれしい!

 

カステラパンの外観

パンを切ると中にカステラが

 

伊藤さんのぶんハピ  国分寺歴 17年

オーナー伊藤幸代さん

お鷹の道と野菜の直売所

自然が残るお鷹の道と野菜の直売所でとれたての新鮮な野菜を買えるのは幸せですね。

 

取材:ぶんハピリポーター

 

 

 

お店情報

Gemutlich(ゲミュートリッヒ)

住所:国分寺市本多2-12-21

営業時間:11:00~19:30

(木曜のみ 14:00~)

定休日:日曜・月曜

*駐車場なし


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THIS IS THE BURGER(ディス•イズ•ザ•バーガー)国分寺店

思い思いの使い方が楽しめる
地元に愛されるハンバーガーショップ

 

看板にはビッグなハンバーガーの写真入り

国分寺駅南口、殿ヶ谷戸庭園の隣りにひときわ目を引くポップな赤いハンバーガーの看板。ディス•イズ•ザ•バーガー国分寺店は、2006年6月にオープン。子どもから年配まで幅広い層に人気のお店です。人気の秘密は使い勝手の良さ。コーヒーなどドリンクだけのオーダーもOK。15種類以上から選べるお好みのビールとチリチーズフライなどのおつまみという組み合わせも可能です。駅近なので待ち合わせにも良さそうです。

自慢のハンバーガーのパティは、オージービーフの赤身と和牛の脂を粗挽きし、つなぎを一切入れないビーフ100%のオリジナル。オーダー後炭火で焼くため、出来たての香ばしさとジューシーさを味わえます。

バンズは2種類。素朴な味わいのノーマルバンズとバターと卵を使って少し甘めでリッチな食感のブリオッシュバンズから選べます。また、パティをボリュームアップしたり、お気に入りのトッピングをカスタマイズしたり、苦手な食材を外すなど自分好みのバーガーにアレンジしてオーダー出来ます。

人気のアボカドやベーコンチーズバーガーのほか、スタッフが月ごとに知恵を絞り、時には常連客のリクエストを取り入れるという月替わりバーガーも好評です。

「地元の皆さんに気軽に利用してもらえるアメリカンダイニングを目指しています」とマネージャーの田中祐弥さん。

お客の細かいリクエストに応じてくれ、店内でのお客との距離間が居心地良い、平均年齢26歳という若いスタッフの対応も色々な年齢層に受け入れられている要素の一つのだと感じました。

テイクアウトは電話注文も可能。お天気のよい休日に、お気に入りのトッピングにしたバーガーを持って、子どもと一緒に行く公園ピクニックなどに利用したいです。

 

ゆったりと広い店内にはアメリカンダイナーっぽいテーブルや赤い椅子

女性に人気のアボガドチーズバーガー(780円)

 

田中さんのぶんハピ  国分寺歴 半年

マネージャー 田中祐弥さん

ビアカフェ 「ガンブリヌス」で飲むビール

2012年の秋、立川店から移動してきたばかりです。国分寺のゆったりした街の雰囲気が気に入ってます。うちのスタッフはみんなビール好きなので、仕事が終わった後に南口で樽の生ビールが飲める「ガンブリヌス」でビールを飲むのがハッピーですね。「ガンブリヌス」さんとはお互いのお店の

お客さんを紹介しあう等の交流もあるんですよ。

 

子連れのぶんハピポイント

キッズプレートはジュース付きで400円

ママ友との子連れランチが気軽に楽しめます。

入口近くにある赤い椅子は高さを調整できます

メニューに子供用のキッズプレート有り。小さめのハンバーガーにオレンジジュースとミニゼリー、ポテトも付いて400円とお得。キッズ用バーガーも色々とトッピングが変えられるそうです。

店内は通路が広くベビーカーでも楽に入れます。

高さ調整が可能な椅子があるので子連れに便利。

トイレは広々としていて、ベビーカーのまま入れます。こちらにも同じ椅子が置いてあるので、オムツ交換に利用できそうです。

 

取材:ぶんハピリポーター

 

 

 

 

お店情報

THIS IS THE BURGER国分寺

(ディス•イズ•ザ•バーガー)

TEL/FAX 042-323-2022

住所:国分寺市南町2-16-21

営業時間:11:00~22:00

(21:40以降はテイクアウトのみ)

定休日:なし

アクセス:国分寺駅南口から徒歩1分

http://www.this-is-the-burger.com/

 


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●チェックポイント

おむつがえ*授乳用のお湯もらえます。 *キッズメニュー有り


ラ ブランジェリ キィニョン 国分寺本店 *2020年9月6日閉店

絵本のあるイートインカフェを併設
みんなが笑顔になるパン屋さん

店内に入る前からワクワクする外観

子育て中のママや子どもたちに人気の「キィニョン」。店名の「キィニョン」とはフランス語で「パンのはしっこ、ひとかけら」という意味。「パンがあることで嬉しいことが一つ増える」パンづくりがお店のコンセプト。
2011年3月に本店の店舗をすぐ近くに移転した際、イートインのパン屋カフェが出来ました。カフェでは月1回の読み聞かせや不定期のワークショップなど親子で楽しめる企画も。「カフェが出来たことで色々な展開が可能になりました。常にお客様がわくわくするようなお店づくりを目指しています」。とスタッフの太田なつみさん。

カフェの絵本はスタッフセレクトによるもの

キィニョンでオススメは、ふっくら三角スコーン。生地を生クリームで仕込むためしっとりしています。季節限定のものを入れると常時8種類前後のスコーンが並び、カフェで注文すれば暖めてサーブされるので、焼きたてのおいしさが楽しめます。その他、定番のクリームパン(夏季はお休み)、コロネ、自家製酵母のパンなども人気。期間限定のオリジナルパンやクッキー、雨の日特典など季節に応じたお楽しみがあります♪(詳細はHPやブログで)

店内はまるでメルヘンの国に迷い込んだような空間。パッチワークのランプシェードやカーテン、イラスト入りのポップカードやディスプレイなどからスタッフがお店づくりを楽しんでいるのが伝わってきます。店内奥のカフェスペースは、思っていたより広くてゆったり出来ます。子連れだけでなく、大人も楽しめる空間なので、次回はカフェでゆっくり絵本を見ながら過ごしたいと思います。

 

棚に並ぶパンを見ているだけで幸せになります

好きなスコーンとドリンクのセットがワンコインで♪

 

スタッフ 太田なつみさん

太田さんのぶんハピ  国分寺歴 2年半

好きなお店で過ごすこと

本屋さんなら「古本屋ラ・ブカニスト」やキィニョンのカフェの絵本でお世話になっている「おばあさんの知恵袋」。飲食店では、イタリアンの「SAPO」,居酒屋の「トネリコ」など国分寺にはお気に入りのお店がいくつかあるので、好きなお店でゆっくり過ごすことがHAPPYですね。

 

子連れのぶんハピポイント

子どもが喜びそうなキャラクターパンがある。イートインできるカフェスペースには絵本がたくさん並び、親子で楽しめる。毎月第二月曜に親子のための読み聞かせの会を開催。(店頭か電話で事前予約を)不定期に親子で参加出来るワークショップも開催している。
トイレに子供用の踏み台あり。子どものバースディパーティーなどでカフェを貸し切ることも出来るようです。
詳しくはお店に相談してみて下さい。

 

取材:ぶんハピリポーター

 

お店情報

ラ ブランジェリ キィニョン 国分寺本店

TEL/FAX:042-325-6616

住所:国分寺市南町2-11-19

営業時間:10:00~19:00 日曜・祝日10:00~18:00

定休日:年末年始

アクセス:JR・西武線国分寺駅南口から徒歩3分

http://www.quignon.co.jp/
http://blog.quignon.jp/
※本店の他に国分寺マルイ店、エキュート立川店、渋谷ヒカリエShinQs店があります


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●チェックポイント