元パティシエの店主が作る
まいにち食べたいおやつを楽しむ
恋ヶ窪駅から徒歩10分程、けやき公園近くの住宅街にある「おやつ工房さかみち」。店舗は、以前「はこ庭」だった場所です。店主の坂井美知子さんは、元パティシエ。昔からの友人でもあるはこ庭店主の木庭さんから「お店を閉店するのでこの場所でお店をやらないか」と声をかけられたことがきっかけで2017年10月に「さかみち」をオープン。
お店に並ぶケーキは、定番のショートケーキとモンブランや季節の果物などを使ったオリジナルケーキ。常時5~6種類あります。
栗のクラフティなどオリジナルケーキのアイディアは、仕入れの買い物をしているときに季節の果物などから、素材の組み合わせを思いついたりするそう。
その他、焼き菓子も季節に合わせたものが並び、タイミングが合えばお月見やハロウィンなどのアイシングクッキーと出あえることも。ケーキや焼き菓子以外にも、ランチタイム向けに軽食としてケークサレプレートも用意されています。
コックコートとコック帽でお店に立つ坂井さんの姿から本格的な高級スイーツを作るイメージをしてしまいますが、「食べやすく、毎日食べたくなるようなケーキを作りたい」という坂井さん。肩ひじ張らずに、日々お菓子づくりを楽しんでいることが伝わってきます。
可愛らしい動物のイラストがたくさん描かれたお店の外装や、ニワトリが転がっていく卵を追いかけていくイラストが描かれたショップカードは、アニメ—ターとして映像制作の仕事をされている坂井さんのお兄さんと弟さんがデザインしたもの。
ポップさとレトロ感のある雰囲気がとても可愛らしいです。
お店を利用される方はお子さん連れの方も多く、「はこ庭」の営業時から置いてあった絵本をそのまま引き継ぎ、親子でゆっくりおやつを楽しめる空間です。
お店をオープンしてからは半年ほどで、ご近所の焙煎珈琲いずみやのコーヒー豆や「おうちごはんカフェaun」のごはんなどを中心に「はこ庭」と縁があった人たちとの繋がりで、「さかみち」を会場に『散歩道』というイベントを開催しています。
最初の年は、春と秋の年2回の開催でしたが、「今後は、季節ごとに年4回くらいのペースでやっていきたい」とのこと。
普段から「おうちごはんカフェaun」のごはんの日や、アロマや占いを体験できる日もあります。お店を通じて自然と人との繋がりが広がっているので今後の展開もとても楽しみです。
坂井さんのぶんハピ 国分寺歴 1年
「おうちごはんカフェ aun」さんのおうちごはん
お店を始めたのを機に国分寺に引っ越してきました。胡桃堂喫茶店やでみカフェ、恋ヶ窪に新しく出来たお店など行ってみたいところがいろいろありますが、まだ行けていません。
良くお邪魔するのは、「おうちごはんカフェaun」さん。普段はあまり自炊をしないので、aunさんの美味しいおうちごはんを食べているときが幸せなひとときです。
取材:ぶんハピリポーター
お店情報店名 おやつ工房さかみち TEL:042-402-8329 住所:国分寺市東恋ケ窪 2-36-31 営業時間:11:00~19:00 定休日:月曜、第2・第4火曜 アクセス:恋ケ窪駅から徒歩10分 |