経験豊富な講師の指導のもと
広いスペースで親子一緒に健康づくり
毎週木曜、ひかりプラザで行われている親子体操クラブ「チックタック」に、1歳3ヶ月の娘と一緒に参加しました。
指導するのは健康運動指導士で、NPO法人 「健康体操指導ワーカーズ」※の理事長を務める小川葉子さん。 いろいろなタイプの体操がある中で、「いつまでも健康で自分らしく生きるためには体を動かすことが重要。3、4歳までに体を動かすことが好きになると大人になっても好きなことが多く、乳幼児期はその基礎固めの大事な時期。体を使って遊ぶことは 主体性や問題解決する資質や能力の成長にもつながる」と親子体操の重要性を語ってくださいました。
「チックタック」の会員数は1~3歳の親子が18組。この日の参加者は5組でした。
初回に入会金を支払い、あとは参加するたびに会費を支払うという子連れにはありがたい仕組みです。
大きな円になってチックタック体操のテーマ曲からスタート。親子で体操をした後は音楽に合わせてひもで電車ごっこをしたりボールを追いかけたりといろいろな動きができるので、子どもたちはみんな熱中していました。
体育館を半分に仕切った広いスペースで走り回ることができてとってもうれしそうな子どもたちを見ていると、広い場所で思い切り動くことの大切さを感じました。
後半は大人のためのエアロビクス。アップテンポな曲が次々流れ、ステージの上の先生を見本にして見よう見まねで体を動かしてみると、これがとっても気持ちいい!終わった後は心地のいい疲労感と満足感でいっぱいになりました。
始めて4カ月になるという参加者の方は「1歳2カ月のよちよち歩きで始め、最初はできなかったことも回を重ねるうちにうまくなりました。これだけ広い安全な空間で思いっきり身体を動かすことができてありがたいです」とのこと。また他の参加者の方も「毎回、親子で楽しみにしています。子どもの様子を見ながら必要があれば外に出られる自由な雰囲気もいいです。大人も体を動かせていい運動になっています」と笑顔で話してくださり、皆さんが本当にクラブを楽しんでいる様子が伝わってきました。
最初はきょとんとしていた娘も、気付くとひもやボールを持って笑顔になっていました。その場の雰囲気に触発されたのか、歩数の記録も更新。
子どもも大人も心から楽しめる場所は希少で貴重。そしてそれが親と子それぞれの健康につながれば、一石二鳥、三鳥に。この時期の子どもに体操をする機会を持たせる重要性も実感しました。
スウェーデンで学んだ体操指導と幅広いご経験をお持ちの魅力的な小川さんに直接教えていただける貴重なクラブです。家からはちょっと遠いけれど、私も行ける時に是非、参加したい!と俄然やる気になりました。
※NPO法人 「健康体操指導ワーカーズ」:身近に体を動かせる仕組みを作り、本当の意味での健康づくりを応援したいと、2002年、小川さんがワーカーズ・コレクティブ「健康体操指導ワーカーズ」を立ち上げました。
親子体操以外にも「健康体操指導ワーカーズ」が行う高齢者の介護予防のための自立生活体操、生活習慣病予防の健康体操など市内では中高年向けの体操指導のグループが32もあります。指導者養成講座も開催し、小川さんがこれまで養成した指導者は300名以上とのこと。小川さんの信念が確実に芽吹いています。
小川さんのぶんハピ 国分寺歴 19年
お鷹の道と史跡公園の自然で癒される
お鷹の道から史跡公園のあたりは歩いても気持ちのいい道で好きですね。史跡公園の桜もきれいですよね。国分寺は全体的に緑が多いので気に入っています。
子連れのぶんハピポイント
ひかりプラザの遊戯室は、教室の行われる体育館に隣接し、参加者は教室の開催中、中から自由に利用できる。施設利用者でなくても受付で手続きをすれば誰でも使用できる。
畳やベビーベット、滑り台、キッズ用トイレも備えられている。
飲食は禁止。
取材:ぶんハピリポーター
施設情報親子体操クラブ「チックタック」 場所:ひかりプラザ第一体育館 開催日時:毎週木曜10:00~11:30 費用:入会金500円 会費1回500円(参加した時のみの支払い) 連絡・お問い合せ: |
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