ひとつのテーブルを囲みお茶で一息
子育ての不安もみんなで共有出来る場所
親子の遊び場『おやこのひだまり』を主催する「NPO法人ワーカーズ風ぐるま」は、赤ちゃんからお年寄りまで、いつも安心して暮らせるまちづくりを目指し、たすけあいの輪を広げるNPO法人ACT(特定非営利活動法人アビリティクラブたすけあいの略)と連携して、地域での家事援助(掃除、洗濯、買い物、食事作り)、産前・産後のお手伝い、障害児の一時預かり、小学生の放課後の居場所(しゅくだい広場)やその人らしい生活をするための自立援助など、地域のたすけあいサービスを提供している団体です。
2007年7月より国分寺市の委託事業として市民室内プール内での親子ひろばを運営していました。2011年に委託事業を終え、2012年からも親子と直接出会える場所の必要性を感じ、『おやこのひだまり』をスタート。
『おやこのひだまり』は、月一回熊野神社の隣りにある恋ヶ窪会館で開催しています。ここは、親子が単に「遊ぶ場」ではなく、誰もがゆっくりくつろげる「居場所」となることを目指しているひろばです。ひろばには、様々の世代のボランティアスタッフも数名きてくれます。特に子育てを一段落させた世代の方は、いつも大きな心で子育てと親子の成長を見守ってくれています。
誰でも参加しやすいように毎回イベントも開催しています。
過去の企画で好評だったのは、レンジで作る簡単おやつ作り。子どもと一緒に作れるように、混ぜてチンするだけのレシピで蒸しケーキを作り、出来たケーキを食べながらその後はテーブルを囲んでみんなでお茶を楽しんだそう。また卵アレルギーにも対応できるレシピの伝授もあったそうです。
他にもヨガ講座、子どもの発達についての講座、木育ひろば(木のおもちゃ講座)なども開催しています。「最近は、毎回参加する親子も増えてきて、おもちゃを片付けるのを手伝ってくれるひとや差し入れを持ってきてくれるひとも。こちらでお茶を用意しているので、ひとつのテーブルを囲んで、みんなでお茶やおやつを頂きながらおしゃべりする地域の居場所にしてほしい」と事務局で『おやこのひだまり』を担当する望月さやかさん。この場所を参加者全員で作り上げている温かい雰囲気が伝わってきました。
「大きな親子ひろばに馴染めなかったら是非来て欲しい」と望月さん。また、「困ったことだけでなくここでこんなことやってほしい、こんなことをやってみたい等も気軽にスタッフにご相談ください。なるべく叶えられるようにします!!」とのこと。今後は熊野神社の境内で遊ぶような外遊びのイベントも企画したいそうです。
街の喧騒から離れて木々に囲まれた中で遊べたら、子どもが喜ぶのはもちろん、お母さんもスッキリ、また子育て・家事に頑張ろう!と前向きになれそうですね。実現する日が楽しみです。
ひだまりの開催日時は、主に第4金曜の午後を予定していますが、facebookにスケジュールやイベントについてお知らせをしているそうなので、事前にチェックして下さい。
望月さんのぶんハピ 国分寺歴 6年
タイ料理店『2階のぞうさん』
国分寺駅北口に最近出来たお店です。
仕事の行き帰りに近くを通るので、オープン前からお店が出来るのを楽しみにしていました。
内装が可愛くて、ごはんも美味しい!
取材:ぶんハピリポーター
基本情報『おやこのひだまり』恋ヶ窪会館(熊野神社の隣) TEL:042-300-3663 住所:国分寺市西恋ケ窪1-26-5(熊野神社隣) 開催日時:主に第4金曜日13:30~16:00 |