お鷹の道の貴重な憩いの場
地元野菜の天ぷらうどんが絶品
国分寺の名所『お鷹の道』から徒歩10秒。静かな住宅地の中にたたずむ隠れ家風・うどん屋『ライトハウス』。おしゃれで気さくなオーナー店長・仁田譲(にったゆずる)さんは「地元の人や観光客が気軽に立ち寄ってお茶や軽食ができる場所を作りたい」との思いで、2009年春、自宅のガレージを改装してお店をOPENしました。
武蔵野美術大学で芸能デザイン(現空間デザイン)を専攻され、卒業後は大手アパレルメーカに勤めた経歴を持つ仁田さん。昔ヨットをやっていたときに訪れていた“海”のイメージや“ライトハウス(灯台)”をモチーフに、柱などの基礎の部分以外は、すべてご自身でデザイン・製作したそう。そんな手作りの温もりにあふれたおしゃれな店内は、まさに“隠れ家”。国分寺巡りの途中で立ち寄る方々のみならず、最近増えてきた外国人旅行者にも仁田さんが観光情報誌を片手に国分寺を紹介することもあるそうです。
そしてカフェとしての場だけにとどまらず、こくベジや地域通貨などの活動を通じて知り合った地元のなかまや、湧き水を求めて訪れる人たちとの「交流の場」でもあり、ここを訪れる人たちにとってゆっくりとうどんやお茶を楽しめ、トイレ(ご自宅内)休憩もできる癒しの場所になっています。小さいお子さんのトイレのみの利用も歓迎だそうです。
ここの人気メニューは、「旬の国分寺野菜7種天ぷらうどん(温・冷)」。新鮮な地元野菜を贅沢に使って揚げたサクサク天ぷらをこだわりの塩でいただきます。うどんは、鰹節などから丁寧に作る関西風です。開店準備前にお邪魔した店内では上品なお出汁の良い香りがしていました。
ご自宅前で栽培しているミントを使った「ミントジュレップ(600円)」や「モヒート(600円)」など、カクテルのメニューもあります。さらに夏期には無農薬いちごなどで作った自家製シロップのかき氷も味わえます。近年は、産地でしか出会えない幻の果物「やまもも」で作ったかき氷が登場することも。近隣の直売所でやまももを見かけたら、ぜひライトハウスのかき氷メニューもチェックしてみてください。
仁田さんのぶんハピ 国分寺歴 23年
国分寺での出会いや仲間と過ごす時間
来店してくださるお客さんや気持ちの良い地元仲間との交流の時間が楽しいです。そしてそんな方々の幸せが私の願いです。そのために自分ができることとして、皆の繋がりの場であるこのお店をこれからも続けていきます。
取材:ぶんハピリポーター
お店情報うどん&CAFÉ LIGHT HOUSE(ライトハウス) TEL:042-322-0122 住所:国分寺市東元町3-19-14 営業時間:10:30~日没ごろ 定休日:水曜 アクセス:JR国分寺駅から徒歩15分 南口を出て駅ロータリーの南西の道を直進。武蔵国分寺公園内へ左に入り真姿の池前を通過して直進した先の左手。
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