緑に囲まれた“宝の庭”で
ソーイング&カフェを楽しむ
「ノルブリンカ」とは、“チベットにある夏の離宮”のこと。チベット語で“宝の庭”という意味。「ノルブリンカ」で作ったものが、いろんな人の宝の庭の一員になれたらという思いが込められています。
元OLだったオーナーの武井ひろこさんは、仕事を辞めて、約1年間、沖縄の久米島で自給自足の暮らしを経験。子供の頃から、つくることが大好きで、特に“縫う”ことが、一番好きだったことから2005年に「ノルブリンカ」を立ち上げました。
古い民家に少しずつ手を入れて、自分の好きな空間を作ってきた武井さんの自宅兼アトリエは、とても明るく、緑がいっぱいの庭が見渡せ、気持ちの良いスペースです。身のまわりの物は、体にやさしいものという武井さんの思いが、リネン、コットン、ウールなどの自然の素材にこだわった洋服作りに繋がっています。本格的に活動を始めたのは、2009年。大人の服を中心に鞄や布雑貨を製作しています。
毎月第1金曜・土曜の2日間、アトリエのある自宅でソーイングカフェをOPEN。ランチやお茶とスイーツを楽しめるほかに、「ノルブリンカ」の洋服や鞄、コースターなどの布雑貨が購入できます。第1金曜と土曜以外の毎週金曜と土曜は、午前と午後の2回、自分の作りたいものを作る洋裁教室※を開いています。※電話かメールで事前に申し込みが必要です。
今後は活動の場を広げるために、アトリエだけでなく各地のイベント等へ出店をしていくとのこと。詳細はHPで確認してください。
「ノルブリンカ」では、本当に時間がゆっくり流れているように感じました。子育てに忙しいママ達に、できれば、お子さんをパパやおばあちゃん、おじいちゃんに預けて、「ノルブリンカ」で自分の時間を過ごしてほしいなと思いました。
武井さんのぶんハピ 国分寺歴 約25年
縫い物をしているとき&
自分で作り上げた理想の自宅で過ごしているとき
縫い物をしていると、何時間でも平気なんですよ。衣食住できるだけ自然に近い暮らしを心がけています。現在、ほぼ自分の理想に近い暮らしができているのでこの家で過ごすことが、私のぶんハピかもしれません。
子連れのぶんハピポイント
ソーイングカフェは、小さいお子さん連れの方から、年配の方まで幅広い世代の方がいらっしゃるそうです。
毎回、武井さん手作りの野菜を中心とした和食ランチが、人気です。数に限りがあるので、予約をオススメします。飲み物とスイーツ※も楽しむことができます。※スイーツは、月1回のネット販売と自宅でのマルシェが人気で、毎回すぐ売り切れてしまう「くろねこ軒」の貴重なもの。
簡単な手作りキットの販売もありお茶を飲みながら、ちくちくと針を動かして、作品を作ることもできます。
新しい試みとして縫い物以外(自分がプロでない分野)の手作りを楽しむ「Do it together」を木工や草木染めなどで企画中だそうです。
取材:ぶんハピリポーター
お店情報Norbulingka(ノルブリンカ)TEL:042-572-9301 住所:国分寺市西町5-20-5 営業時間: ソーイングカフェ 10:30~16:00 毎月第1金曜、土曜 アクセス: JR国立駅北口よりバス |
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