前田夫妻の暮らしから生まれ
丁寧に作られた木の家具と小物のお店
閑静な住宅街にあるkitote直売所。作家の前田充さんとお店番の前田由美さん夫婦で営む直売所は、木のぬくもりに包まれた空間で、初めてでもどこか懐かしいような感覚になるとても居心地の良い場所です。
ご主人の充さんが作るテーブルや椅子をはじめとした家具やお皿、コーヒーメジャーなど温かみのある木の道具を展示、販売しています。
「家具や木の小物を実際に見て触れて、自分に合うものを選んでもらいたい」とういご夫婦の思いから、この場所に直売所を構えて6年目。ここをオープンしたころから作り始めたという小物類は、家具を作る過程で出る木片を利用したのが、きっかけだそう。材料は、チェリー、ナラ、ウォールナット、くるみ、山桜などの種類があり、同じ作品でも木の色や木目の模様などが違うので好きなものを選ぶ楽しみがあります。
小物は、自分たちの暮らしの中で「あったらいいな」と思うものを作るようにしているため使い勝手を重視。日々使いながら1mm単位で調整を行い作品として完成させるそうです。
最初の作品として作られたコーヒーメジャーはその代表で、持ち手の厚みや角の丸み具合など作品として完成後も細かいところまで日々変化しているそう。お二人がコーヒー好きとあって、ごく自然の流れだと納得しました。
2012年から国立周辺の個人店を中心に始まった「ゆる市」に参加し、地域にしっかり根を張りつつも、全国各地へイベント出店もするなど実際商品を見て「ki-to-te」を知ってもらう機会を広げています。
「この10年で小物は納得できるものが多く出来てきているので、今後は家具に力を入れて展示会などもやっていきたい」とのこと。
また「直売所へは気軽に来てゆったりと作品を見て欲しい」と由美さん。
丁寧に作られた小物を見ると、自然と長く大事に使おうという気持ちになります。普段の何気ない生活の中から生まれてくる小物たちは、私たちの生活にもすっとなじむものばかりです。
日々の暮らしにそっと長く寄り添うものがここで見つかるかもしれません。
前田さんのぶんハピ 国分寺歴 約7年
「国立コーヒーロースター」と「ねじまき雲」
国分寺市内ではありませんが。「国立コーヒーロースター」は好きな場所。お店の方と年代も近く仲良くしているのでよく行きます。
国分寺だとまだ行ったことがありませんが、コーヒー好きなので、友人から進められた「ねじまき雲」でコーヒーを飲みたいですね。
子連れのぶんハピポイント
otomo鈴木智子さんのオーガニックコットンのスタイとベビースプーンやチャイルドスプーンのセット(4,860円)。
出産祝いのプレゼントにもぴったり。
直売所内には由美さんが集めた木や動物(犬)の絵本がたくさんあります。家具や小物を眺めながらお子さんと絵本も楽しめます。
お店情報ki-to-te 直売所 住所: 東京都国分寺市西町5-20-6 営業日:不定期の土・日・月 →詳細はブログ(http://kitote326.exblog.jp/)で確認
営業時間:13:00~17:00 アクセス:JR国立駅北口バス乗り場1番から「弁天通り折り返し場」または「玉川上水駅南口」行きで約10分「弁天通り北」下車、徒歩3分。 |
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●チェックポイント (1台可) |