地域の子どもと大人の元気の源に
厳選した素材の自家製天然酵母パン
国分寺街道沿い、カフェスローの隣に待望オープンしたお店「こどもパン」。
店主の矢島美希さんにお話を伺ってきました。
――お店のオープンはいつですか?
2013年7月5日です。それまでは2年ほど、店舗を構えず、いろいろなイベントに出店するというスタイルで販売していました。
――店名の由来
「大切な人、特に子どもに食べさせたいパン」という意味です。
――お店を始めたきっかけ
息子が1歳になる少し前、卵と乳製品のアレルギーやアトピーの症状が出たので、息子でも「食べられるパン」を作り始めました。パンの販売を始めたのは、時々手伝っていた無農薬の八百屋さんに勧められたからです。「いつか店舗を構えて、地域の子どもたちの元気の源になれたら」と思っていたところ、カフェスローに勤める知り合いがこちらの物件情報を教えてくれて、夢を実現することができました。
――お店のパンの特徴は?
主にレーズン、りんご、酒かすといった自家製の天然酵母を使っています。しっかりと噛みしめてほしいので、もっちりとした噛み応えにこだわっています。材料は、国産小麦や無農薬の野菜、オーガニックドライフルーツなどを厳選したもの。カフェスローの敷地内にある「こどもみらい測定所」で放射線の数値をチェックしてから使っています。
――イチオシパンとお勧めポイント
自家製酵母の全粒粉バゲット 250円
コロンとした形と重みがあるのが特徴のリピーターさんの多い定番商品。噛むほどに増すパン生地のおいしさをぜひお試しください。
――矢島さんの好きなパン屋さん
立川のゼルコバ。素朴でおいしい生地の味とお店の空間が好きです。
――ぶんハピリポーターの気になるパン
ホワイトチョコとオレンジピール 200円
矢島さんのお子さん二人のイチオシパンということで、選びました。やさしい甘みのホワイトチョコとちょっぴりビターなオレンジピールがもっちりしたパンに介され、絶妙な味のハーモニーが口の中で広がります。我が家の子どもたちもすっかり気に入ってしまいました。
厳選素材で作られたパンを食べて育った息子さんのアレルギーが、「6歳の頃には出なくなった」と伺いました。やはり、健康と食事は密接な関係にあるのですね。矢島さんのお母さまがレジを担当していたり、時々顔を出すお子さんたちがお手伝いするなど、家庭的な温かい雰囲気があるのも魅力的。矢島さんご自身が収集したどこか懐かしいオブジェ、友人のイラストレーター・さぶさんによる看板やロゴのデザインも含めて、店主のこだわりが凝縮されたステキな空間です。
国分寺にまた一つ、自慢したいお店が増えてとてもうれしいです。みなさんもお気に入りのパンを見つけにぜひ足を運んでみてください。
矢島さんのぶんハピ 国分寺歴 6ヶ月
「ねじまき雲」と「クルミドコーヒー」
大好きなコーヒーを「ねじまき雲」でじっくりといただきます。子どもと一緒にお鷹の道を散歩して「クルミドコーヒー」でのんびり過ごすのも幸せな時です。
取材:ぶんハピリポーター
お店情報こどもパン TEL: 042-313-9885 住所: 国分寺市東元町2-20-10カフェスロー内 営業時間: 11:15~17:00 定休日: 月曜・火曜
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