「くらし」に「デザイン」を繋げる
新しいコミュニティ文具店
国立駅から歩いて約20分、住宅地にさりげなくたたずむ文具店。お店に入るとそのシンプルさゆえに、ここから新しい何かが始まりそうな予感がする不思議な空間です。
つくし文具店は、現在の店主・萩原修さんのお母さまが1965年から1990年の閉店までお店を切り盛りしていました。
2005年に会社を退職した萩原さんが、生まれ育った地域で何かやりたい!と店名の「つくし」※をもじって「つ」ながる、「く」らしと、「し」ごとをコンセプトにお店を再オープン。
※店名のつくしは、お母さまの旧姓「筑紫」から。
お店のコンセプトを実践すべく、2012年からはくらしの中のデザインについて考える「ちいさなデザイン教室」を月1回開催しています。この教室に参加する生徒さんが日替わりでお店番をする日直制度があり、お店の運営に関わり、お客さんと直接交流する場になっています。
文具販売にとどまらずモノと人、人とヒトとが繋がって新しいものが生まれていくそんな文具店は、たぶん全国でもここだけしょう。ユニークな文具店として雑誌等メディアで取り上げられることも多く、遠方からここを目的に来るお客さんも多いのだとか。
「住宅街にあるつくし文具店を地域に繋げ、ここから何かが生まれていく場所として外に開いて行きたい」と萩原さん。今後のつくし文具店の活動に注目していきたいです。
萩原さんのぶんハピ 国分寺歴 30年以上
よこなぐりの夕日と富士山
つくし文具店近くの西町公園から見える「よこなぐりの夕日」が秀逸です。国分寺崖線の高台にある公園から見える富士山と、沈む夕日が重なる瞬間がたまりません。
取材:ぶんハピリポーター
お店情報つくし文具店 TEL:042-537-7123 住所:国分寺市西町2-21-7 営業時間:12:00~17:00 定休日:火曜日 アクセス:JR「国立駅」北口より「けやき台団地行」バスに乗り「国分寺第三中学入口」下車。 原田酒店の脇の道をまっすぐ、300メートルほど歩いた左手。 国立駅から徒歩約20分。 |
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