こだわり生地のパンが40種類以上
焼きたてパンとコーヒーが楽しめるスペースも
本多公民館から北に向かっておよそ徒歩5分。閑静な住宅街に、温かなたたずまいのお店があります。大きな窓からは、店内に並べられたいろいろな種類のパンが見えます。…気になる!
早速中に入って、店主の田中浩一さん、奥様の麻里さんにお話しを伺いました。
――お店のオープンはいつですか?
2013年9月20日です。
――お店の名前の由来は?
大学時代の友人がやっていた劇団の名前なんです。その劇団は今はもうないのですが、当時から響きが気に入っていて、店の名前にしました。
――お店を始めたきっかけは?
もともと、ものを作ることが好きでした。たまたまパン屋に就職し、その後、上司の独立先で働き、結婚をきっかけに独立しました。自然のながれで現在のかたちになった、という感じです。周りの人たちのおかげで今の店があるのかもしれません。
――お店のパンの特徴は?
パン生地や素材にこだわって自分たちがおいしいと思えて、安心して食べられるパンを作っています。生地は7種ありますが、それぞれに一番合うと考えた材料を使用しています。例えばコッペパン生地には、十勝ゆめブレンド(北海道産小麦100%のポストハーベストフリー小麦粉)を使用。パン・オ・ルヴァンには、全粒粉からおこした天然酵母を、開店時から継いで使用しています。酸味や香りが特徴ですが、それがあまり強く出すぎず、食べやすくなるように工夫しています(同生地で、カレンツ、クランベリー、柚子ピール入りなどのバリエーションもあり)。
また、砂糖はミネラルが豊富でコクがあり、甘さが穏やかな種子島産の粗糖を使用しています。今後もおいしさと素材にこだわってさらにいろいろなパンを出していきたいと思っています。
――好きなパン屋さん
カタネベーカリー(代々木上原)
小さいお店ですが、ご夫婦でやっている、おいしくてすてきなパン屋さんです。
――イチオシパンのお勧めポイント
湯種食パン(240円)。パン生地を水ではなく、お湯でこねるためしっとりして弾力があり、日にちが経ってもおいしく食べられます。パンの耳も人気です。一斤をカットする際、「端の部分も付けて」と頼むお客さんが多いそう。厚切りがおススメ。
――リポーターの気になるパン
ミルククリームのコッペパン(130円)。ふんわりもっちりしたパンに、軽やかなクリームが、絶妙にマッチ。幸せな気分になりました。このミルククリームをはじめ、お店ではカスタードや明太子クリームなども自家製されているとのことです。
取材中も、次々とお客さんが来店。皆さんパンを包む麻里さんとのおしゃべりを楽しみながら、買い物をしていく様子が印象的でした。「子どもが寄りたい、と言って……」と、入ってこられた方も。ハード系のパンから柔らかいパンまで種類が豊富(40~50種類はあるそう!)
更にクッキーやラスクなどの焼き菓子もあるので、大人も子どももお気に入りを見つけられそうです。外から覗いただけではわからなかったのですが、レジの左手奥にイートインスペースがありました。かわいらしい小物や北欧風のファブリックなどが飾られ、思わず長居したくなる落ち着いた空間になっています。ここにコルクマットを敷いて、ヨガ教室が行われことも。今後は、絵本の読み聞かせなど、このスペースでできることを色々やっていきたいそうです。興味のある方は、直接お店へ連絡してみてください。
子連れのぶんハピポイント
イートインスペースでは、下記のドリンクが楽しめます。
ホットコーヒー 330円
紅茶(アールグレイ、ミント、アッサム)各360円
オーガニックオレンジジュース・オーガニックアップルジュース 360円
田中浩一さんのぶんハピ 国分寺歴 2年
クルミドコーヒー
定休日(月曜日)の前の晩、日曜日夜9時ごろに行きます。この時間だと静かで、「明日は休みだなあ」としみじみ、落ち着けるひとときです。
田中麻里さんのぶんハピ 国分寺歴 2年
でめてる
普段はパンを食べることが多いので、たまに行ってお母さんが作ってくれるような食事をすると、ホッとします。
取材:ぶんハピリポーター
お店情報木もれび TEL:042- 325-7569 住所: 国分寺市 本多5-22-6 APセダン1F 営業時間:8:00〜18:00 定休日:定休日:月曜日と第一・第三火曜日 (祝日にあたるときは営業、翌日が振替休業) *駐車場がないので、イートインを利用される方はご注意ください |
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●チェックポイント 段差あり(店内からイートインスペース)、駐車場無し |