古書まどそら堂

絵本や児童書が充実
子ども連れでも入りやすい古書店

img_8180店主の小林良壽さんのお話しをうかがいました。

 

〜お店のオープンはいつですか?

2013年5月に国分寺街道沿いに3坪ほどの小さなスペースでオープンしました。

現在の場所に移転したのは2015年の5月です。

 

入ってすぐ右のコーナーはわくわくするような絵本たち 朝ドラの影響で人気になった雑誌も

入ってすぐ右のコーナーはわくわくするような絵本たち
朝ドラの影響で人気になった雑誌も

〜お店の名前の由来

よく聞かれるのですが、プライベートに近いたわいもない話なのでお話ししないことにしています。特にひらがなにこだわった訳ではなく、音の響きで決めた訳でもありません。ただ、自分にとっては「これしかない!」と思うものでした。いつかお店を閉めることがあればお話しするかもしれません…。それまでのお楽しみということで。ふふふ。

 

〜お店をはじめたきっかけは?

美大を卒業後、美術系の仕事を長くしていました。黙々と物を作り自分と向き合っているうちに、このままではなく人と関わる仕事がしたいと思うようになりました。

美大卒の店主のセンスが光る サブカル系やビジュアル系の本が並ぶ奥の棚

美大卒の店主のセンスが光る
サブカル系やビジュアル系の本が並ぶ奥の棚

それは何かなと考えた時に思いついたのが「古本屋」。幼い頃から本が好きで、手持ちの蔵書はかなりありました。店を開くなら、学生時代を過ごした国分寺がいいなと思い、ぶらぶらと自らの足で歩いて店舗探しを始め、バス停の前にある小さな場所を見つけ、免許を取得してオープンしました。

接客業も古本業界も初めての仕事。他の店で経験を積んだ訳ではないので、何もかもが新鮮で緊張しました。初めてのお客さんが来た時は、店の奥に隠れてしまったほどです。レジを打つ手が震えてうまくいかなかったこともよく覚えていますよ。

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〜お店の品揃えの特徴

SFやミステリー、漫画、絵本や文学、サブカル系のものを中心に扱っています。堅いものはあまり置かず、生活まわりの手に取りやすいものを意識しているかな。売れそうということよりも自分なりに感じるものを選んで並べています。

 

dsc_0300〜おすすめの本は?

想像力を刺激されるSFものが大好きで、ぜひ皆さんにも読んでみていただきたいと思っています。目を輝かせて最後まで面白く読める本がたくさんありますよ。お店でも声をかけて下さればお話しします!

 

小林さんのぶんハピ  国分寺歴  30年

店主 小林良壽さん

店主 小林良壽さん

東元町周辺の散歩やはけの上からの景色

国分寺には学生の頃から結婚するまで10年くらい住んでその後、仕事場として20年、合計で30年ほどになります。

どこか名所やお店というよりも、なんてことのない東元町の住宅街をぶらぶら歩いたり、はけの上から街の景色を眺めたりするのが好きです。夕日がとても美しく見えたときなど何ともいえないハッピーな気分になります。

 

〜レポーターのおすすめポイント

子どもの頃に読んだ絵本や児童書、漫画がたくさんあり、懐かしさで胸がいっぱいになります。子ども用の椅子も置いてあり、大人も子どもも楽しめる古本屋さんです。

 

 取材:ぶんハピレポーター

 

 

お店情報

古書まどそら堂

TEL&FAX:042-312-2079

住所:国分寺市南町2-18-3 国分寺マンションB-07B

営業時間:13:00〜19:00

定休日:木曜日

http://madosora.exblog.jp/
https://www.facebook.com/madosorado
https://twitter.com/madosorado


Vanitoy Bagel(バニトイベーグル) 国分寺店

店頭で毎朝焼く種類豊富なベーグル
川越発のパン屋さん、イートインもOK

川越に本店があるVanitoy Bagelの国分寺店が、国分寺駅から歩いて約8分、国分寺街道沿いの早稲田実業向かいに2015年秋オープンしました。

焼きたてのベーグルがならぶ魅力な外観

焼きたてのベーグルがならぶ魅力な外観

店長の菅原絵美理さんにお話を聞きました。

 

――お店のオープンはいつですか?

2015年9月16日です。

 

――店名の由来は?

オーナーが命名したのですが、由来は内緒だそうです。

 

――お店をはじめたきっかけを教えてください。

移動販売からスタートしました。他店との違いを出すためにコーヒーに合うモノをと考えていたときにベーグルに出会い「これでしょう!」とメイン商品にしました。移動販売で知り合いになった方などの協力で川越にお店をオープンしました。

 

―お店の場所を国分寺に決めた理由は?

明るく清潔なイートインスペース

明るく清潔なイートインスペース

本店の川越から西武線に乗って気軽に来られることと、高校野球で話題の早稲田実業学校の斜向かいという立地に惹かれて。

 

――お店のパンの特徴

ベーグルは北海道産強力粉100%使用。十勝平野の甜菜糖と自然塩と少量のイーストを使って低温発酵で作り、毎朝お店で焼いています。

*ベーグルについて

普通のパンと違い、焼く前に「ゆでる」という工程が入るので、歯ごたえのあるもちもちとした独特の食感が特徴です。

 

――イチオシパンとお勧めポイント

プレーンベーグル  (160円)

プレーンベーグル  (160円)

プレーンベーグルには、牛乳、バター、卵、不使用で、防腐剤などの添加物が入っていません。小麦本来のやさしい甘さが感じられるシンプルなベーグルです。

これを使ったベーグルサンドも販売しています。注文を受けてから作るので、出来上がりまで5~15分ほどかかります。事前に電話予約をしていただけると店頭でお待たせしません。テイクアウトはもちろん、イートインスペースで飲み物と一緒に食べることもできます。お勧めの飲み物はフレッシュバナナジュースです。

 

――リポーターが気になったパン

ほうれん草とチーズのベーグル (230円)

ほうれん草とチーズのベーグル (230円)

気になったのは、ほうれん草とチーズのベーグルです。噛むごとにほうれん草の繊維がしっかり感じられ、チーズの風味でマイルドな味になっているベーグル。これだけでビタミンもカルシウムも摂取できそうです。

 

お店のショウケースが歩道に面しているので、ベビーカーを押していても、自転車に乗っていても、ちょっと止まって気軽に買うことができます。ベーグルはシンプルなものからボリュームたっぷりのものや甘いものまで40~50種類あります。スコーン、マフィン、ビスコッティなども販売しているので、食事、おやつ、手土産などさまざまな場面で利用できそうです。はじめてベーグルを購入するときには、「おいしい食べ方と保存方法」を書いたチラシをもらうことをお勧めします。また、くまのオリジナルキャラクターが描かれたスタンプカードに500円購入毎にスタンプを1個押してもらえます。スタンプ40個貯まると次回500円割引になります。

 

菅原絵美理(すがわら えみり)さんのぶんハピ  国分寺歴 2ヶ月

これからぶんハピを見つけたい

「お店のオープンと同時に国分寺に来たばかりで、国分寺のことをよく知らないのでこれから色々見つけていきたいです。」

 

 取材:ぶんハピレポーター

 

 

 

お店情報

Vanitoy Bagel 国分寺店

TEL&FAX:042-312-2525

住所:国分寺市本多1-1-21

営業時間:10:00~売り切れまで(土、日は17時頃)

定休日:火曜日

https://www.facebook.com/vtbkokubunji/

http://www.vanitoy.com

 


Lacuna(ラクナ)

西国分寺のバール的カフェ
バリスタの本格コーヒーを味わいたい

一軒家の1階がお店 外観がとても可愛らしい

Lacuna(ラクナ)は、バリスタの小笠原光子さんが2013年5月、西国分寺駅から南に徒歩5分の住宅街にオープンしました。

※「バール」とは、イタリアでは朝から夜まで毎日気軽に立ち寄れる店で、エスプレッソや軽食、お酒をサービスする所。「バリスタ」はバールのカウンターでエスプレッソやお酒を作ってサービスする人。バリスタは接客のプロである。(日経トレンディネットHPトップバリスタ横山千尋氏のインタビュー http://trendy.nikkeibp.co.jp/lc/cover/090225_coffee_01/index2.html

店北欧テイストの木の家具で統一された店内

カフェの開店は、受験勉強中に喫茶店をよく利用した税理士のお母様と店長の小笠原さんの20数年越しの夢だったそう。「いろいろな人が勉強やおしゃべりに来られる喫茶店をいつか作りたい」というお母様の夢が、「一杯のコーヒーで人を幸せな気持ちにできる」ことに感動してバリスタを目指した小笠原さんの夢に重なり実現しました。カフェと自宅と会計事務所を併設できる今の物件に出会った頃、小笠原さんは第3子を出産したばかり。乳児連れで奔走する妹を見かねてお姉様の大藤了子さんもお店づくりに参加。オーナーはお母様、切り盛りは姉妹でというカフェが1年余りで出来上がりました。

お薦めのメニューは、ランチに付く天然酵母パンと木曜から土曜限定で作る2種類のスコーン(ジャムと生クリーム付きで450円)。どちらも小笠原さんの手作りで焼きたてが楽しめます。週替わりランチは、旬の食材(出来るだけ国分寺産で)を使い季節感を大切に、毎週メニューを作っているそうです。店内は、テーブル席だけでなく、カフェの本場イタリアに倣って作ったカウンターにてスタンディング(立ち飲み)でバリスタの小笠原さんが心を込めていれる本格コーヒーと手作りスイーツやフードが楽しめます。

週替わりランチは、天然酵母パンorごはんとドリンク付 950円

カフェタイムのドリンクは手作りクッキー付

カフェタイム(ランチタイムの11:30〜14:00以外の営業時間)のドリンクには、
すべて手作りクッキーが付きます。
これは、ドリンクにちょっとしたお菓子を添えると嬉しいというお母様のアイディアだそう。

席を立つとドアまで見送ってくれたお二人。お客様を大事にする気持ちが随所に感じられ、帰るときにまたすぐ来たいと思わせてくれます。大切な人だけにこっそり教えたくなるそんな素敵なお店です。

 

小笠原さんと大藤さんのぶんハピ  国分寺歴 約30年

店長の小笠原光子さん(左)と        お姉様の大藤了子さん(右)

国分寺のあちこちと自宅のベランダ

国分寺に生まれ育ったので「このお店が建つ前にあった塾によく通ったな」、「ここで木登りしたな」など、国分寺のどこを歩いてもちっちゃい思い出がいっぱいです。(小笠原さん)

ふと見上げるとちょっとした所でも星が見えるのが好きです。家のベランダから富士山が見える日はテンションが上がります。(大藤さん)

 

子連れのぶんハピポイント

優雅な空間でゆっくりオムツ替えが出来ます

「オムツ替えのできるカフェはあまりないと思います。赤ちゃん連れで気軽に来店してほしい」と3人の乳幼児のお母さんでもある小笠原さんからのコメント。シャンデリアが下がるゴージャスなトイレにオムツ替えベッドを設置したのは、妹の子育てを傍で見ていてママ達に少しでもゆったりしてもらえたらという大藤さんのアイディア。乳児連れのママのためにチェアーヨガでリフレッシュするイベントを開催したことも。今後は、子連れのママ達に楽しんでもらえるイベントをもっと増やしていきたいとのことでした。楽しみですね。

ベビーカーのままで来店OK。子ども用の椅子もあります。

 

取材:ぶんハピリポーター

 

 

 

 

お店情報

Lacuna(ラクナ)

TEL:042-312-0127

住所: 国分寺市泉町3-27-8

営業時間:10:00~17:00(ラストオーダー16:30)

定休日:日曜、月曜、祝日

アクセス:JR中央線・武蔵野線西国分寺駅南口から徒歩5分

 


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●チェックポイント
  おむつがえ   

ベーカリーハース

自家製天然酵母と国産小麦の焼きたてパンを
家族みんなで楽しみたい

小麦と自家製酵母の甘い香りに包まれた店内

国立駅北口にあるベーカリーハース。HPもブログもないお店は、開店して1年もたたないのに口コミで開店前からお客さんが並び、早いときはお昼過ぎには売り切れてしまうほどの人気店に。人気の秘密を探るべくベーカリーハースの店主、杉山次郎さんにお話しを伺いました。

 

――お店のオープンはいつですか?

2013年6月21日です。

 

――店名の由来は?

一般的に、ハード系のパンを総称して「hearth」といいます。本来の意味は暖炉辺、炉床、比喩的に家庭、団らんという意味もあります。
ハースのパンを家族みんなで食べて欲しいという意味も込めています。

 

30種類のパンはどれもリピートしたいおいしさ

――お店をはじめたきっかけを教えてください。

いつか自分でお店をやってみたいと思っていましたが、何のお店をやるかと言うことは決めていませんでした。
実は、奥さんがパン好きで、休日に一緒にパン巡りをしているうちに、いつの間にか自分もパン好きになっていました(笑)。5年前に会社を辞めて、パン職人になるべく天然酵母を扱うパン屋さんで働きながらパン作りを一から学びました。

 

――お店のパンの特徴

国産小麦粉と塩と自家製の天然酵母で12種類の生地を作り、15時間発酵させて焼いています。パン生地に卵は一切使わず、砂糖もほとんど使わないで、酵母のもつ甘みを生かしています。常時、ハード系のパンを中心に約30種類のパンを作っています。

 

カンパーニュ(ホール 880円、1/4 220円)

――イチオシパンとお勧めポイント

イチオシパンは、カンパーニュです。粉の配合が難しいパンなのですが、毎回約5種類の小麦粉を配合して作っています。それぞれの粉の持つ風味や食感を楽しんでください。

※通常1/4で販売していますが、前日に予約すればホールで購入することも可能。

 

――リポーターのいちおしパン

ジャガイモのフォカッチャ(170円)

私が、気になるパンはたくさんありすぎて一つに絞り込むのに時間がかかりました。悩んだ末に選んだのは、フォカッチャ。生地にジャガイモが練り込んであるのでしっとりとして美味しいです。
仕上げに岩塩、ローズマリー、オリーブオイル(全て私の好きなもの)がのせてあります。一度食べたらリピートしたくなるパンです。

 

杉山さんのぶんハピ  国分寺歴 36年

店主 杉山次郎さん(右)奥様の美津恵さん

子どもと一緒に行く近くの公園

休日に子どもと一緒に近くの公園に遊びに行きます。
子どもと一緒に過ごすのが僕のぶんハピですね。
国立の北側は小さい公園しかないのがちょっと残念です。

美津恵さんのぶんハピ  国分寺歴 7年

お鷹の道周辺

子どもが小さい頃によく遊びに行きました。緑が多くて小川が流れているところがいいですね。

 

 取材:CHEERS

 

 

お店情報

ベーカリーハース

TEL:042-511-3682

住所:国分寺市光町1-37-17

営業時間:11:00~売り切れるまで

定休日:日曜・月曜・木曜

 


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北口カフェ *2020年6月 閉店

紅茶やハーブティーメニューが充実
アンティークソファで自分時間を過ごしたい

2階に上がるとアンティークのドアがお出迎え

よりたくさんのお客さんに楽しんでもらえるカフェにしたいと、2012年6月に北口カフェは生まれました。
「雨のち晴れのち曇りのちいつでもここに」をコンセプトに身近で使いやすいカフェとして、いつでもあなたのそばにいますよという意味合いで、年末年始を除き定休日を設けていない。

オーナーが一つ一つこだわって選んだアンティークのソファや小物はそのままに、「暗かった壁を白に塗り直し、スタッフ手作りの雑貨棚や本棚をプラスしました。みんなのアイディアを少しずつ形にする作業は現在も進行中です」と店長の水口祥子さん。お話しから皆で楽しんでお店を作りあげている様子がうかがえる。

メニューも一つ一つ丁寧に考えられていて、水口さんの「こんなメニューがあったらいいな」という思いが反映されている。特に紅茶やハーブティーメニューが豊富なのは、以前ティールームで働いていた経験から。

 

全て異なるソファが並ぶ店内、お気に入りを見つけたい

ワンプレートランチの鶏ひき肉のエスニック風バジル炒めライス(800円)とフラワーオレンジティー(500円)

 

温めたミルクと一緒に提供されるカモミールバナーヌティー(500円)

お薦めは、爽やかな香りだけでなくポットの中で開く花びらと美しい色も楽しめるフラワーオレンジティー。またハーブティーのなかで唯一ミルクと相性がいいというカモミールティーとバナナをアレンジしたカモミールバナーヌティーも人気でリピーターも多いとのことでした。

「 カフェは、わっという楽しい驚きのある場所だと思うので、その驚きを大事にしたい 」と提供するメニューはすべておいしさだけでなく見せ方にもこだわっている。

「お気に入りのソファを見つけ、自分の部屋のようにくつろいでほしい」という水口さんの願い通り、時間を忘れてゆったりと過ごすお客さんも多いそう。「今後は常連さんだけでなく初めて来たお客さんも大切にし、国分寺の老舗のお店になっていきたい」と話す。オーナーがイベント好きなので、これからは地域のイベントにも積極的に参加していきたいそうだ。

取材中、メニューを見ているだけでわくわくしてしまった。メニュー、内装、お店づくり、お店をより良くしようと全てに気を抜かない姿勢など、水口さんのたくさんの思いをお聞きして、このお店が多くの人から愛される理由がわかった気がした。次回はどのソファに座って何を頼もう。新しい発見と選ぶ楽しみがこのお店には詰まっている。

 

水口のぶんハピ  国分寺歴 1年

店長の水口祥子さん

心身のリセットに最適!「でめてる」の玄米定食と個性ある個人店

カフェの仕事をしていると時間が不規則になったり、食事をちゃんととれないことも多いので、近くにある老舗のごはんやさん「でめてる」で、野菜たっぷりの玄米定食を食べることで心身ともに時々リセットしてます。

街を歩くと個性的な個人店が多く、おもしろいです。

 

子連れのぶんハピポイント

テーブルの間がゆったりとしている店内はベビーカーのままでも入りやすい。

 

取材:ぶんハピリポーター

 

 

 

 

お店情報

北口カフェ

住所:国分寺市本町 2-10-5プラザ国分寺2F

営業時間:

平日・土曜11:00~23:00、日曜・祝日11:00~21:00

(ラストオーダーは閉店時間の30分前)

定休日:年末年始のみ

http://kitaguchicafe.jp/


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●チェックポイント