日当たりの良い児童書スペースが気持ちいい
並木図書館がオープンしたのは、1988年8月。児童書・絵本コーナーは、入口を入って右手にあります。市内の図書館で、ここだけが2階にあるため児童書コーナーの大きな窓からは、外の景色がよく見えて,日当たりがよく、明るく気持ちの良いスペースです。
館内には児童書担当の職員がいるので、学校での読み聞かせや年齢にあったお子さんの本探しに困った時は、気軽に相談すると丁寧にアドバイスしてもらえます。子どもたちからは、本の題名ではなく主人公の名前での問い合わせがあるので、日頃から対応できるように心がけているとのことでした。
「お母さんが、赤ちゃんに本を読んであげるのは、体をくっつけて声かけするというスキンシップになります。その経験は、3才ごろになって、ちょっとどきどきする怖いお話を読んだときでもお話の世界からすぐほっとできる場所に帰れるという安心感を育てます。お子さんには、たくさん本を読んであげてほしいです。」と児童書担当の小澤晶子さん。
児童書コーナーに隣接して“おはなしのへや”があります。ここで、赤ちゃんから3才くらいまでを対象にした『小さい子のためのおはなし会』や、年少から小学低学年向けの『おはなしの木』、市民グループの「おはなしのくにピッピ」さんによる小さい子向けのおはなし会などを行っています。(赤ちゃんの3、4ヶ月健診のときに、職員の方が赤ちゃん向けのブックリストを配布し、図書館で行っている小さい子のためのおはなし会も紹介しています。)
公民館と共通の駐車場があるので、週末には家族連れで来られる方が多く,本を貸出枠いっぱい借りて帰られます。 休日は少し混雑しますが、平日は休日より利用者が少ない分、ゆっくり本を選ぶことができます。
本は,自分の知らない広い世界を知ることができ、子どもたちの想像力を育てます。小さい時から本の世界にたくさん触れさせてあげてほしいなと思いました。
是非、お天気のいい日にお散歩がてら並木図書館まで出かけてみてください。
小澤さんのぶんハピ 国分寺歴 29年
住宅地の近くに図書館があり、自然が多いところ
国分寺の図書館は、中央館はありませんが、市内に図書館が5つもあるところ。家の近くに図書館があるというのは、国分寺市外に住む私にはとってもうらやましいことです。また、自然が多くてほっとする町ですね。
子連れのぶんハピポイント
ベビーベッドが、児童書コーナーにあります。おはなし会は、児童書・絵本コーナーの隣にある“おはなしのへや”で行われるので、他の利用者を気にせず、お子さんとお話しを楽しめます。
年に1回(主に夏休み)子ども向けの映画会も無料で開催されます。開催日時は市報や図書館のホームページやポスターなどで告知があります。
☆おはなし会☆
「おはなしのくにピッピ」 毎月第1・第3水曜 10:30~11:00
「小さい子のためのおはなし会」 毎月第4金曜 11:00〜11:30
「おはなしの木」 毎月第3水曜 15:30~16:00
取材:ぶんハピリポーター
施設情報並木図書館 TEL:042-321-9972 月曜休館 住所:国分寺市並木町2-12-3 アクセス:JR国立駅北口より立川バス「戸倉循環」稲荷神社経由「新町」下車 徒歩7分
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●チェックポイント *1階の公民館のトイレにオムツ替え用にベッドが有り |