育児サークル はとぽっぽ

育児サークル はとぽっぽを取材して来ました。

児童館内のメンバー募集のポスター

ほとぽっぽは、しんまち児童館を主な活動場所としている育児サークルです。現在は、主に幼稚園入園前の子どもとママ達が中心となって週2回(火・木)活動しています。サークルメンバーは、現在5組の親子。用事があったり、子どもやママの体調が悪ければお休みすることも。毎回、集まれるメンバーで一緒にお昼ご飯を作ってみんなで食べるという気軽なゆるいサークルとのこと。現在のメンバーの中には、パートタイムで働いているママも参加しているそうです。

 

Q1 はとぽっぽの活動はいつからスタートしましたか?

昭和50年頃に創設され、親子で楽しむサークルとしてメンバーが入れかわりながら40年以上活動が続いています。創設当時は、幼稚園に代わる居場所・遊び場を目的とするお母さんたちの自主保育サークルだったそうです。

 

Q2 活動内容

児童館内のキッチンでお昼ご飯を準備するママ達

おひなさま、七夕、お月見、運動会、クリスマスなどの季節の行事を行ったり、サークルOB・OGのお兄さん・お姉さんを巻き込んで子ども祭りを行っています。児童館の体育館で行う運動会では、タイムを測定するおんぶ競争やママ達のパン食い競争などで盛り上がります。特に目的を決めず、しんまち児童館に集まって、子どもたちを自由に遊ばせる日もあります。室内遊びでは、新聞破りが子どもたちに人気です。暖かくなったら、児童館の近くを散歩したり、窪東公園などへ行って外遊びもしたいと思っています。

 

Q3サークル活動でよかったことは?

自由に好きなおもちゃで遊ぶ子どもたち

家庭でママが一人で準備をするのが大変な年中行事も、サークルのみんなと一緒に行えば子どもを見合いながらラクに準備でき、楽しさは何倍にもなります。

現在のメンバーは、第1子が幼稚園、小中学生で、2人目や3人目が1歳前後という人が多く、それぞれ住んでいる地区が異なるため小学校の学区も違います。市内の色々な地域の情報交換(子どもを遊ばせやすい公園の情報、スーパーのお得情報など)ができるのと学区が違うからこそ、育児だけでなく幼稚園や学校での様々な悩みなどを相談しやすいですね。

 

Q4 代表の小川さんからのメッセージ

はとぽっぽの活動では、自分たちでやりたいことをやっています。ひとりで子育てしていると、いっぱいいっぱいになってしまいますが、サークルに入って集まると、心が楽になります。お金をかけずに楽しむことができる育児サークルの良さを、もっとたくさんの人に知ってもらいたいです。

取材の日は、クリスマス会だったのでメンバー5組全員が参加していました。ママ達は楽しそうに話しながらお料理を準備して、お子さん達は児童館のおもちゃで遊んで待っていました。正規メンバーではない親子も1組参加していましたが、どの子がビジターかわからないくらいなじんで一緒に遊んでいました。その様子から新しい人が参加しやすい開かれたサークルであることが良く分かりました。

はとぽっぽでは、いつでも体験参加OKだそうです。直接児童館へ気軽に遊びに行ってみてください。

 

小川さんのぶんハピ    国分寺歴15年

はとぽっぽ代表 小川祐子さん

身近な自然と新鮮な野菜

国分寺は都心へのアクセスが良いのに、自然が残っていて程よく田舎なところが良いですね。野菜の直売所が多く、とても新鮮な野菜を安く買えることもうれしいです。

 

取材:ぶんハピリポーター

 

基本情報

育児サークル はとぽっぽ

代表:小川祐子さん

連絡先:080-5035-5664

活動日時:毎週火・木 10:30~13:00過ぎ

主な活動場所:しんまち児童館


本多公民館 「幼い子のいる親のための教室」(子育て支援事業)

講座内容は参加者のオーダーメイド
語りつくせる仲間ができる教室

 

向かって右が本多公民館、左が図書館

本多公民館の子育て支援事業担当の木場さん、櫻井さんに「幼い子のいる親のための教室」について、お話しを伺いました。

 

Q1.本多公民館での講座の特色

「『本多公民館の幼い子のいる親の教室』は、お母さんたちに話し合いたいテーマを事前に出してもらい、毎回の話し合いのテーマを決めています。教室の前半5回は子どものことについて、後半4回は自分の生き方について話し合います(最後の2回は教室の振り返りと保育者懇談会)。

各回でテーマはあるものの、話し合いの途中で出た違う話題についても取り上げることがあり、自由な雰囲気で行っています」

 

Q2 講座の内容・進め方

毎回、みんなで決めたテーマを話し合います

「事前に集めたテーマをもとに、毎回違うテーマを話し合います。2017年度の講座では、子どもの食事や叱り方や、夫や親との関係など、さまざまなことを話し合います。毎回、この教室が終わったあとは、次回までに教室の感想を出してもらっています。参加者の方が感想を送ることは、教室で聞いたことを復習し整理することにつながります。より教室が有意義な時間になるよう工夫しています」

 

Q3.保育室の設備について

窓から光が差し込む3畳の畳スペース

「保育室は親子20組が入れるほど広々としています。本多公民館の保育室にはすべり台やトランポリン、大型ブロックなどの大型遊具があり、ダイナミックな遊びも子ども達に人気だそうです。3畳分の畳スペースもあるため、万が一子どもが寝てしまっても布団を敷いて寝かせることができます」

 

子ども達に人気のすべり台。(こちらは収納時の状態)トランポリンなどの大型遊具もあります。

 

 

Q4.教室後の自主グループ活動について

「教室が終了した後は、そのままグループ活動をする方がほとんどだそうです。しかし、ここ数年は、職場復帰する方が増えており、人数が減少した場合は他のグループに合流することもあるようです。

現在はカンガルー、くれよん、ぽっぽ、ルピナスの4グループがあります。アロマやヨガの学習、お裁縫、調理実習、子育てに関する話し合いや幼稚園・学校の情報交換などの活動をしています」

 

参加希望者へのメッセージ

「子育てをする中で、不安や悩みは付きまといます。他の人の意見に耳を傾けることで、新たなものの見方や発見があります。最初は毎回参加できるだろうか、知らない人の中に入るのはちょっと気が引ける、という気持ちになるかもしれませんが、一歩踏み出すことで、今までとは違う子育てや生き方に出会うことができると思います」

 

リポーターの感想

私自身、子育てをしているとあっという間に1日が過ぎてしまい、自分のことを考えることもままならないことがよくあります。私も今年の教室に参加させていただいておりますが、子どもを預けて同じ境遇の仲間とじっくり話をする時間はとても貴重だと思いました。教室を終えたお母さんも保育室から出てくる子どもたちもみんな晴れ晴れとした顔をしており、母子がハツラツとした良い関係を築く絶好の機会になると感じました。

 

取材:ぶんハピリポーター

 

施設情報

本多公民館

TEL:042-321-0085

住所:国分寺市本多1-7-1