施設 勉強カフェ

目標達成にスタッフが後押し
大人のための勉強スペース

国分寺駅南口の階段を下りて右手に進むと、ビルの入り口に「勉強カフェ」の看板が見えてきます。エレベーターを6階で降りると仄かに良い香りが漂い、パリッとした暖簾が。ほどよく光が入ったカフェ内には、小さな音量で音楽が流れています。壁紙やソファはグリーンで統一され、オーナーがこだわった重厚感のある家具と奥に並ぶ本が部屋全体に落ち着きを与えています。新聞を読む人、ヘッドホンをつけて机に向かう人、スタッフの方とお話しする人。みなさんリラックスして過ごす様子は、シェアハウスのリビングといった雰囲気です。

落ち着いた色調が大人な雰囲気のラウンジ

「大人のための勉強場所」として2016年に国分寺にオープンして以来、学生から主婦、フリーランス、サラリーマンまでと幅広く利用されている「勉強カフェ」。定期利用の方が着々と増えているのだとか。「ビジターとしてスポット利用も可能ですが、目標達成には月会費を納めて継続的に来ることをオススメします」と話すのは、勉強カフェ国分寺スタジオ マネージャーの小熊裕美子さん。会員同士で顔見知りができ、“ここで勉強をする”というリズムもできてくるため、ほとんどの方が月会員として利用しているそうです。

一人になって集中できる、ワークスペース

入口すぐの「ラウンジ」や、会議室やセミナールームとしても使える「イベントルーム」では、勉強はもちろん、他の利用者と話をしたり、食事をとったりして過ごすことができます。誰にも邪魔されず、もっと集中したいときには、奥にある「ワークスペース」のブース席を利用しても。こちらでは食事はできませんがコーヒーや紅茶などのフリードリンクは他の部屋と同様に利用可能。全席フリーアドレス(自由席)、店内では電源、Wi-Fiが使用可能です。

マネージャーの小熊さんは、実は元々は「勉強カフェ」の利用者。「勉強カフェ」の魅力と可能性に惹かれ、スタッフとして働きながらキャリアコンサルタントの資格も取得したという努力家です。「勉強カフェ」の良さを知り、場所の提供だけではない価値を創り出そうという前向きな気持ちが、ここに来る人の「がんばろう」という気持ちを後押しし、会員との温かな繋がりを結んでいることが伝わってきました。

 

利用するには

珈琲や紅茶、お茶が無料で提供され、飲み放題

1.会員登録が必要

カウンターで会員カード(1080円)を作成し、会員の種類を希望に合わせて選び、申し込みます。※ビジター使用の場合は、会員登録は必要なく、席が空いていれば利用できます。

また、どんなところか事前に知りたい方や体験したい方などは、まずは無料見学会に参加してカフェ内の使い方のレクチャーを受け、利用体験をしてみるのがおススメです。(見学は予約不要。無料見学会は、店舗ごとの開催日をHPでご確認ください。2時間無料体験は、希望の日時を申込フォームから登録。)見学会当日に会員登録すると会員カード作成料が無料になってお得です。※お子さん連れでの見学は、勉強カフェという場所のためNGです。

 

バラエティに富んだ書籍は貸し出しも     (会員のみ)

2.利用時間

平日:9時から23時まで

土:9時から22時まで

日・祝日:9時から20時まで

 

3.利用料金

プランによって様々なバリエーションがあります。

例)

【レギュラー会員】 月会費:11.750円(税込み)

平日:17時から23時まで

土:9時から22時まで/日祝 9時から20時まで

【デイタイム会員】8,618円(税込)

平日:9時から18時まで

【ビジター料金】1時間500円(税込)、1日2,500円(税込)

※時間や料金は、HPやパンフレットで詳細をご確認ください。

 

誰におすすめ?

資格試験や専門知識の習得など、目標のために勉強をしたい人におすすめです。

とはいえ、「今は子どもが小さいから、もう少ししたら何か始めたい」と思っていても「勉強」という言葉にはすぐにピンとこないという方も多いでしょう。そんな方も、読みたかった本を集中して読んでみたり、一人になって自分のことをじっくり考える時間を持ったりすることで、次のステップに繋がる何かを発見できるかもしれません。これから何をしようかを考える人にもオススメです。マネージャーの小熊さんは、キャリアコンサルタントなので相談してみることも可能です。

 

なぜここを利用するといいの?

stamp sheet 。小さな積み重ねが力に    (希望者のみ)

‣目標に向かって集中できる→ 一人だと気が滅入ったり、怠けてしまったり、他のことに目が行ったり……。しかし、「勉強カフェ」に来れば、よい刺激を受けながら仕事や勉強に集中することができます。同じ目標に向かって学ぶ人、また全く違うジャンルの人、いろいろな人が集まるこの場所には、様々な仕掛けがあります。
「せっかく料金を払ってきていただくので、ただ空間を提供するだけではなく、是非目標を達成してもらいたいな、と思っています」と、小熊さん。

会員は、和室を1日30分無料で使えます

‣様々な人と交流できる→学生から会社員、研究者や音楽家まで実に多様な方々が利用するこのカフェ。ラウンジで息抜きに会話をしたり、スタッフの方が同じ勉強をしている人を紹介(希望者のみ)してくれるなど、コミュニケーションの後押しもあります。勉強に直結しなくとも、いろいろな人と交流することが大きな刺激になることは間違いありません。
‣グループの集まりや、趣味の場所としても利用できる→セミナールームで話し合いや研修を行ったり、和室でお稽古をしたり、といった使い方も可能。「和室はマンツーマンレッスンで使われる方もいますし、勉強の合間の休憩にも。リラックスできるので好評です」(小熊さん)

 

利用を考えている方へ

各席には小さな「ことば」が。「日々置く場所をシャッフルしているので、その日その日で出会うことばを楽しみにしてもらえたら」との心配り

「やりたいこと、学びたいことが決まっている方には、是非一度訪れてみていただきたいと思います。まだ明確には浮かばないという方は、お子さんが保育園や幼稚園、小学校に言っている時間や土日などに一度、体験にいらしてください。この空間で一人机に座っていると、やりたいことがあれやこれやと頭に浮かんでくるかもしれません。
コーヒーを飲みながらぼんやりするというのも、頭と心をリフレッシュの役に立つのではないでしょうか。 子育てに忙しいお母さんにも、自分の勉強や考え事をする空間としてご利用いただけると嬉しいです」(小熊さん)

 

もっと知りたい方へ

HPでは、利用方法の他に単発・定期で行われるイベントや交流会などの情報もチェックすることができます。
https://www.benkyo-cafe.net/studio/kokubunji/

 

小熊さんのぶんハピごはん  国分寺歴1年9ヶ月

国分寺センターマネージャー    小熊裕美子さん

でみCafeのドーナッツ
店主のでみさんにはオープン当初から大変おせわになっており、地域活動をご一緒させて頂いております。でみさんのドーナツはもちもちしていて本当に美味しいですし、お店ででみさんとお話しするだけでHAPPYな気持ちになります!

 

 

取材を終えて

近隣のお店のフライヤーコーナーにぶんハピねっと作成の「ようちえんナビブック」で紹介した勉強カフェのページを展示してくださっていました

実は、「勉強カフェ」と聞いたときには「家で勉強するのと何が違うのかな」と思っていました。が、暖簾をくぐった途端、想像とは全く違う空間に驚きました。音楽が流れ、人の気配があり、遠からず近からずのスタッフとの距離感。これは勉強もはかどるな、と思いました。マネージャーの小熊さんやスタッフの皆さんのきめ細やかな対応や、会員のみならず地域とのつながりも大切にする姿勢に、今後の広がりが見えるようでした。

 

 

取材:ぶんハピリポーター


まめまめ託児室(2015年に閉室)

子どものペースに合わせた一時保育
お母さんの自分時間を応援

 

 

手書きの文字が温かい看板

毎日の育児の中で「ちょっと手を借りたい、少し子どもと離れてリフレッシュしたい」と思っているお母さんはたくさんいると思います。でもいざ子どもを預けたいと思っても、専業主婦や育休中のお母さんは、近くに実家がなければ、預ける先がほとんどないのが現状です。

まめまめ託児室は、代表/保育士の佐藤美智子さんとまめカフェオーナーの中村裕子さんの「お母さんたちには大人としての自分だけの時間が必要。毎日がんばっているお母さんを少しでも応援したい。」という思いから始まりました。ここでは、0歳から3歳までのお子さんを最大5名まで受け入れています。

子どもに寄り添う佐藤さんの優しい まなざし

 

保育を担当するのは、 佐藤さんと保育士の丸山千恵子さん。 「外に行って遊びたい」「部屋で遊びたい」「電車を見に行きたい」「ママと離れたくない」というその日の子どもの気持ちに寄り添い、子どもの体調やペースに合わせた保育を心がけているとのこと。「初めて預けるときは、お母さんと離れたくなくて泣いてしまう子がほとんど。でもここで私たちと一緒に遊んで楽しい時間を過ごすうちに、だんだんとお母さんと離れることに慣れていきます」と佐藤さん。

お母さんたちが託児室を利用するのは、「美容院に行きたい」「上の子を預けて下の子の面倒をみたい」「引っ越しの片づけをしたい」「病院に行くので預けたい」「保育園に通う前に慣らし保育として利用したい」など目的は様々です。

畳と木の家具で温もりのある保育室

働いていないからと子どもを預けることを躊躇するお母さんがまだまだ多いようですが、「子どもと一緒にいることで出来ないことのストレスを溜めないように、子育て中だからこそ自分の時間を確保して欲しい」と中村さん。

「子どもを預けることでお母さんの気持ちに余裕が生まれ、家族に優しくなれるそんな幸せな循環を生み出していきたい」と話すお二人から子育て中のお母さんを応援する熱い思いが伝わってきました。

 

実は、私も週に1度利用して自分の時間を確保しています。たまっている家事や仕事をすることがほとんどですが、たまには岩盤浴に行って疲れを取ったり、おしゃれなカフェでのんびりランチをしたりしています。社会での役割から離れた素の自分で時間を過ごすことで、日々のストレスも解消され、新しく力がみなぎってくるのを感じます。

小さい赤ちゃんでも楽しめるおもちゃが たくさん

息子は、人見知りで初めての場所も不安がるのですが、ここではリラックスして遊べているので、安心して預けられています。毎回、佐藤さんや丸山さんから息子の様子を聞くのも楽しみで、地域で一緒に息子の成長を喜んでもらえる方たちに出会えたのもとても嬉しいです。

子どもは保育士さんとたっぷり遊ぶ時間を、お母さんは自分のペースで過ごす時間をもつことで、どちらもハッピーに!毎日がんばっているお母さん、是非一度利用してみてください。

 

利用の方法

対象:生後6ヶ月~3歳 (1日最大5名まで)

曜日:金曜 9:30~14:00

料金:900円/1時間

登録時に1年間の保険料として1000円が別途必要です(毎年更新)

 

<まめまめ託児室の利用について>

●登録

登録は事前に電話かメールで予約する。

【持ち物:保険証・医療証のコピー、母子手帳のコピー】

面談後、規約等を確認し、登録する。

(保険料は初日の利用時に払います)

 

●予約

利用する3日前までにメールか電話で保育の予約を入れる。

※急な利用の場合も、まずは連絡してみてください。

 

●利用当日

1.あらかじめ連絡帳にお迎えの時間や子どもの体調などを記入しておく。

2.託児室に着いたら、保育士に連絡帳を渡し、お迎えの時間と子どもの体調などを確認した上で、預ける。

3.お迎え時間になったら、託児室に行く。

連絡帳でのその日の保育内容を確認し、口頭でもその日の様子を聞き、子どもを引き取る。

4.当日利用分の保育料を支払う

 

●持ち物

・お着替え一式

・オムツ3枚~5枚程度(必要なお子様のみ)

・おしりふき

・タオル(ループ付き)

・ビニール袋2枚

・おやつ

・お飲み物

【お昼を過ぎて、保育を希望する場合】

・お弁当

・エプロン・おてふき

 

佐藤さんのぶんハピ 国分寺歴 約5年

託児室代表/保育士 佐藤美智子さん(右)  まめカフェオーナー 中村裕子さん(左)

託児室で子どもたちと過ごす時間

託児室で子どもの成長に触れられる瞬間。子どもたちは、毎回新しい感動をくれます。託児室で過ごす時間がとってもハッピー!

中村さんのぶんハピ 国分寺歴 約12年

お鷹の道の散策

お鷹の道をのんびり散歩すること。途中で売っている地場野菜が、新鮮でとっても魅力的です。

 

 

取材:ぶんハピリポーター

 

施設情報

まめまめ託児室

TEL:090-9365-9591

住所:東京都国分寺市泉町3-9-7

開室時間: 9:30~14:00 金曜

※火曜、水曜、木曜、金曜は「まめカフェ」としてカフェを営業

アクセス:西国分寺駅南口から徒歩5分

 


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●チェックポイント
おむつがえ駐車場有
*ベビーカーは外に置くスペース有り
*お迎えの時のみ駐車1台可