スキル 時短料理『発酵家族』青木光左代さん

段取り上手で心の余裕を生み出す 『発酵家族』青木光左代さん

子育てや家事に忙しい毎日のご飯作り。今日は外食で楽がしたいな、誰か作ってくれないかな、と思うこともきっと多くの方にはあるはず。「発酵家族」として活躍する光左代(みさよ)さんの段取り術を知ると、手作り料理を30分で数品作れてしまい、ついでに翌日の料理の仕込みもでき、洗い物も少ない魔法のような毎日が訪れます。

光左代さんのプロフィール

発酵食品を使った出張料理教室「発酵家族」を開催する元研究員。3児の母。カフェといろいろびよりにて発酵レッスン・日替わりカフェを定期開催中。

光左代さんのスキルとは?

光左代さん流の時短料理の極意は、発酵食品を使うことと工夫満載の段取りです。

青木光左代さん〜手作りの米粉のオートミールクッキーとともに

1.発酵食品を使って時短
パン、ぬか漬け、納豆、ヨーグルト、甘酒、塩麹、鰹節、味噌、醤油、日本酒、酢。すべて発酵食品です。発酵食品が健康的であることはご存じの方も多いと思いますが、なぜ体にいいのでしょうか?
答えは、「微生物の力」。
微生物が繁殖する際にできる酵素によって、消化吸収がしやすくなります。三大消化酵素といわれる、アミラーゼ(デンプンの消化酵素)、プロテアーゼ(たんぱく質の分解酵素)、リバーゼ(脂肪の分解酵素)が発生します。そして、アミラーゼは糖に分解されて甘みに、プロテアーゼはアミノ酸に分解されてうま味に、リバーゼは脂肪を分解して脂っこさがなくなります。発酵食品は、美味しさの素でもあるのです。

鶏ハムときゅうりの和え物

光左代さんは東京農業大学醸造科卒、微生物の力の利用方法を学びました。発酵食品には短時間でお肉を柔らかくする、味に深みを出す力があることに着目して発酵食品が持つ微生物の力を普段の料理に徹底的に活用する方法を確立。発酵食品を日常に取り入れることで、健康的で美味しい料理を「手早く」作る調理法をレッスンで教えています。

例えば人気のレシピの一つ、甘酒塩麹鶏ハム。
前夜か朝に鶏の胸肉を甘酒と塩麹とタッパーの中で混ぜておく。調理の時間になったら、レンジでタッパーのまま6分加熱でできあがりです。
冷めたら手で裂いて和え物やサラダ。サンドイッチの具、温野菜と混ぜればナムルになります。生野菜と一緒にライスペーパーで巻けば生春巻きに。1回の調理で何品にもなるので、晩ご飯のために甘酒塩麹鶏ハムを作っておくと翌日の昼ご飯の準備にもなり、一石二鳥の時短になります。

2.工夫された段取りで時短

献立例 こねないパン、マッシュルームの塩麹アヒージョ、オーブンミートボール、焼きナス

レッスンでは献立だけでなく調理の過程そのものを工夫すればいかに時短になるかも学ぶことができます。

● 調味料と調理器具は最小限にする
キッチンばさみをフル活用します。葉物は、沸騰させた鍋の上からそのままザクザク切り落として茹でます。まな板で切り、ボールに入れる手間を省き、まな板、包丁、ボールの洗い物がなくなります。

● オーブンレンジを時短ツールとして活用する
オーブンレンジを使うと主菜と一緒におかずをつくる事ができるので、時短になります。例えばこねないパン、鶏のもも肉甘酒味噌づけ焼き、季節のグリル野菜の3品が、250℃で15分加熱するだけで一度にできあがります。

オーブンレンジは、調理だけでなく他にも活用します。加熱している間に、使ったタッパーやホーロー容器を洗い、オーブンの上に置くと(変形しないようにホーローやお鍋を下に)乾くので、洗い物も終わり。ついでに、ホーロー容器に漂白剤(酸素系がオススメ)とふきんやスタイなどを入れておき、調理が終わった後のオーブンレンジに入れると、余熱で除菌消毒もできます。
●調理の流れを俯瞰するフローチャート
レッスンでは、レシピに加えてその日の献立のフローチャート(調理の流れ図)をもらえます。光左代さんは、元は薬品実験を行う研究員。条件が異なるパターンの実験を同時並行で行うことに長けているので調理にもそのスキルを生かしています。フローチャートには、複数の料理を同時並行で手早く作れる段取りが書かれています。

一例が上のフローチャート。30分で下記の5品ができあがります。

・こねないパン
・甘酒塩麹鶏ハム(昼ご飯。こねないパンでサンドイッチに)
・甘酒肉味噌そぼろと春雨のスープ(昼ご飯)
・厚揚げと玉ねぎのトマト味噌煮(夜ご飯)
・彩野菜と鮭の塩麹オイル蒸し(夜ご飯)

昼ご飯と夜ご飯のおかずは終わり。夜はご飯を炊くだけ。たくさん作っておけば、こねないパンは翌日の朝ごはんに、甘酒塩麹鶏ハムは生春巻きとして翌日の昼ご飯になります。

誰におすすめ?

子育て中のお母さんはもちろん、共働きなどで調理をするお父さん、忙しいけど手作りの料理を作りたいと思っている全ての方におすすめです。光左代さんの調理方法は「計算された手抜き」。料理が得意・家族を驚かせてみたいお父さんにはチャンスです!

このスキルを持つといいこと

一日は誰にでも24時間。何かをしようと思うと何かを諦める、と思いがちですが、光左代さんの段取り術を知ると、時間が生まれます。調理がサクサク進むからイライラせず、子どもと一緒に過ごす心の余裕が生まれ、子どもにピーラーで野菜の皮むきなどお手伝いをしてもらいながら楽しく過ごせます。あなたに笑顔を、家族に幸せをもたらすことでしょう。

もっと知りたい方へ

発酵家族のレッスン風景

光左代さんのスキルを体験・学びたい方は是非レッスンを受けてみてください。みんなで受けるレッスンと自宅で受けるプライベートレッスンがあります。レッスンスケジュールや光左代さんのブログは発酵家族のホームページをご覧ください。

発酵家族 http://epoch-hakko.net/

光左代さんの料理を味わいたい方は、日替わり店主を勤めるカフェといろいろびよりの発酵家族の日(金曜隔週)に足を運んでみてください。

カフェといろいろびよりhttps://vieyori.jimdo.com

取材を終えて

光左代さんのレッスンを受けると、あまりにあっけなく調理がおわるのでびっくりします。働きながら二人の子育て中で、朝のうちに朝食と夕食を作っている私にとって光左代さんの一粒で二度どころか何度でも美味しい調理法は心からありがたく、何より自分に自信と心の余裕が生まれました。百聞は一見にしかず、ぜひレッスンを受けて実感してみて下さい。

 

取材:ぶんハピレポーター

 


STUDIO JUICE

アットホームな雰囲気で楽しみながら
本格的なダンスレッスンを

住宅街でいきなりカッコいい     juiceの看板

JUICEは、北の原地域センターに隣接した住宅街にあるダンススタジオです。周りののどかな雰囲気とはガラリと変わって、クラブカルチャーを感じさせるスタジオに最初はちょっと驚くかもしれません。

2009年、国分寺・小平を中心とした地域の方々でダンスを楽しみたいとオーナーのChinami先生のもとダンスサークルRMDが結成されました。

2015年の国内の大会でみごと        第3位に!

当初は、なおび幼稚園の子どもたちを中心にしたサークルで、練習場所は、主にけやきスポーツセンター内でした。ダンスするための環境を整えたいと(全身の動きを様々な角度から確認できる大きな鏡、リズム感を養うための良い音響設備等)、2014年自宅を改造してSTUDIO JUICEが誕生しました。

その頃から様々な大会にも出場するようになり、2016年の夏にはロサンゼルスで開催されたWORLD OF DANCE Finalへ日本代表チームとして参加するまでに成長しました。(小学生から高校生までのメンバーで構成されたチーム)。

ロスで開催したWORLD OF DANCE Finalに参加

Chinami先生は6歳から習い事としてモダンバレエを始め、その後Jazz、Samba、Hiphopと様々なジャンルのダンスを習得して、ミュージカルなどの舞台やバックダンサーとしての経歴を積んできたそうです。踊ることが大好きだった幼少時代から現在まで、ダンスとともに生きてきた先生。ダンスを通して人と比べないことや個性の大切さを学んできました。子どもたちにもダンスを踊ることで自分らしさに自信を持って、今生きている瞬間を目一杯楽しんで欲しいと話してくれました。

最近、国分寺第三小学校の放課後子どもプランで講師として小学生たちにダンスを教える機会があったとのこと。今回、私も小2の娘と一緒にスタジオレッスンに参加しました。まずHiphop調のジブリの曲やジャクソン5など、心地よく元気になれる曲に合わせてストレッチなど基礎体操で身体をほぐした後、J-popの曲に合わせてダンスの指導を受けました。

大きな鏡を見ながらレッスンを受ける子どもたち

優しく丁寧でわかりやすいレッスンでした。カッコよく踊るポイントを教えてもらうと娘も私もグッとダンサーらしく踊れて見違えました。ひとりひとりの子どもたちを喜ばせたい、笑顔にしたいという先生の気持ちが伝わってくるレッスンでした。

Naomi先生

 

 

レッスンは、初心者から楽しく学べるクラスから自分のダンスを追求しクラスみんなが切磋琢磨できるハイレベルクラスまであります(対象は、幼稚園児以上であれば上は年齢制限なし)。

どのクラスでも子どもの素直な心を伸ばして、表現力を育てることを重視しているそうです。

子ども中心のレッスンとなりますが、大人も参加できるクラスもあるので親子でレッスンを受けても楽しいです。

しんじ先生

また、ヨガインストラクターのNaomi先生のクラス(ヨガ、ダンスの基礎を担当)や韓流イケメン!しんじ先生のクラス(男の子に特にオススメ!カッコいいストリートダンスが学べます)もあります。 ダンス未経験者でもどなたでも歓迎です!とのこと。

レッスン料金は入会金なしの月謝制、またはチケット制を選択して単発で受講することも可能です。見学、体験をご希望される方はスタジオまでお気軽にお問合せください。

振付師(コリオグラファー)でもあるChinami先生に今後の夢を伺うと、人の心に響くような温かく感動してもらえる作品を生み出していきたい、とのことでした。また、「この場所をダンススタジオとしてだけでなく、地域の方の特技を活かせる場所、例えばアロママッサージの施術など、ひと休みできるような癒しの空間としても活用してもらえたら」とお聞きして実現する日が楽しみになりました。

 

Chinami先生

Chinami先生のぶんハピ 国分寺歴 29年

国分寺の自然とアジア料理店

国分寺は緑が多いところが好きです。近所の茶畑や窪東公園も。
アジア料理店『2階のぞうさん』、居酒屋『sei』 もお気に入りです。

 

取材:ぶんハピリポーター

勝井さん

 

 

 

施設情報

STUDIO JUICE

住所:国分寺市東恋ヶ窪6-9-29

TEL:042-208-3393

https://www.rmddance.org/

 

開催時間:

CHINAMI  R&B/HIPHOP/モダンJazzクラス

月曜日 16:00~17:00 モダンJazzクラス

金曜日   16:30~17:30 HIPHOP 初級

他のクラスもありますので、詳しくはHPをご確認ください。

 

しんじ HIPHIPクラス

月曜日18:00〜19:00 基礎/初級

火曜日20:00〜21:00 初中級

 

NAOMI 基礎LESSONクラス

火曜日18:30〜19:00

金曜日19:00〜19:30

 

レッスン料金

☆チケット制

ビジター料金(体験含む) ¥1500

4回チケット  ¥6000 *有効期限2ヶ月 (購入日より2ヶ月有効)

基礎LESSON  ¥500

4回チケット ¥2000

☆月謝制

月4回(週1コース) ¥5000   (1レッスン¥1250)

*固定日 例) 毎週金曜クラス➡ ¥5000

*毎月第1週目集金

*インストラクターの緊急の都合上やスタジオ側の 理由でレッスンが休講になった場合は翌月の月謝で 調整いたします。


石川理麻さん(フリーライター・エディター)

地元のカフェスタッフ、スクール講師の顔をもち
多摩を中心に町と関わり活動するライター

「はたらく」ページでご紹介するお一人目は、ぶんハピねっとを立ち上げる際に多くのアドバイスをいただいたフリーライター・エディターの石川理麻さんです。小柄だけれどいつもパワフルに多方面で働く石川さんにじっくりお話しを伺いました。

 

 

今までの仕事

新卒で新聞社のグループ会社に勤務。新聞社主催のイベントを企画・運営する部署で広報(チラシ・ポスター・チケットや告知記事の制作)や、会場スタッフの手配から当日の運営までイベントに関わる全ての業務に携わる。アウトドアイベントでは海や山へ参加者を引率する添乗スタッフを経験するなど、修行の日々が後々の仕事にも生かされることに。

入社6年後、異動を機に「編集部で働く」という夢を叶えるため転職。
取材や原稿執筆だけでなく編集作業や写真撮影まで行うライター兼編集者として働く。記事広告を多く制作したことで、コミュニケーション力の大切さやアイデアで人を動かし課題を解決することのやりがい、「伝えたいこと」や「伝え方」を考える楽しさを覚える。
夢は叶ったものの、毎日終電まで働き、家と職場を往復するだけの生活に疑問を持ち退職。会社員生活の最後に編集長として管理職を経験したことはその後の人生で大きく役立つことになる。

西国分寺のクルミドコーヒーで働く石川さん

「“住まう”と“働く”を近くにしたい。住む町で働きたい。町の人と関わりたい」と、退職3日後にカフェ(クルミドコーヒー)のスタッフとして働き始める。同時に地域のイベントに参加して人とのつながりを広げ、企業・学校などの仕事を受注するように。地域ではおなじみ「ののわ」のイベントスタッフやライターを経験するなど町へのネットワークを広げ、東京にしがわ大学のサイト「にしがわカルタ」の「す」(住むまちではたらく)で取り上げられ、にわ大の講師も務めた。

 

現在の仕事 3つの「つくる」

クルミドコーヒーから生まれたクルミド出版で発行している   『そういえば さぁ、』

1「媒体をつくる」ライター・編集者

新聞・雑誌・フリーペーパー・Webサイトなどで取材、執筆、記事広告作成など。フリーになってからのインタビュー数は2017年7月で600人になった。

2「人生をつくる」

専門学校の講師・エディタースクールの講師
カフェの学生スタッフの就活相談をきっかけに専門学校の講師に。就職活動を控えた学生に「限られた時間での伝え方」「情報を取捨選択する判断能力」「相手の心を動かす表現力」を身につける授業をし、エントリーシートを通過させ内定をもらうまでの過程をサポート。またライターを志す大人向けのスクールでも授業を行う。

3「地域で場をつくる」

りまくみ食堂の定食だけど定食じゃない定食(700円~850円)

クルミドコーヒーのスタッフ・コミュニティカフェで1日店主。
西国分寺にあるクルミドコーヒーのスタッフとして月に数回働く。
クルミド出版の冊子「そういえばさぁ」の編集スタッフ。
自分を「町の人」にしてくれた皆さんへの恩返しができたら、まだ出会っていない皆さんと出会えたら、とコミュニティカフェ「カフェといろいろびより」の日替わり店主に参加。月に2回、西国分寺在住22年の主婦・もりくみさんと2人で「りまくみ食堂」をオープン。「定食だけど定食じゃない定食(笑)」を提供する。

 

石川さんの時間の有効利用について

iPadを使ってあれこれ。電車で原稿を書いたりチェックしたり、お風呂でWOWWOWのドラマや映画を観たり。軽量のノートPCがあればiPadは必要ないと思っていましたが便利です。PCが壊れた時も大活躍でした。

 

石川さんにとって働くとは? 仕事をする際に大事にしていることは?

働くとは生きること 「皆でHAPPYになれる」仕事をしたい

「働くことは私が私であることで、だから、働くことは生きることなんです」という石川さん。安定した収入のある会社員からフリーランスになるとリスクが多いように思いますが、会社を辞めたことで得たものの方が大きかったそう。フリーになって一番大きく変わったことは、「自分を見失わないというか、私らしさを大切にするようになった。あとは、仕事をコントロールできるようになったことと、どんなにハードでも毎日が楽しいと思えるようになったこと」。ストレスフリーになって視野が広がったことでタイミング良く必要な時に必要な人と知り合うことができ、その縁が次の仕事へとつながっています。

フリーになった時に意識したことは、目の前に現れる仕事に飛びつかず、次の仕事につながるか互いに良い仕事ができるかを見極めること。まず年間で業務契約できる仕事から始め、その結果、企業・大学・行政の仕事が多くなり、次の仕事を受ける際の信用になっているとのことでした。

これからの仕事について

食堂で開催した地元のミュージシャン“ふたば”の フリーライブ

地域の人とイベントをしたり、仲間の焙煎所「TakaiTOCoffee」とコラボしたり、コミュニティカフェの活動を通じて「皆がHAPPYになることをしていきたい」と石川さん。初のイベントは国分寺出身のアコースティックデュオ“ふたば”のライブ。「ライブの場合、一人でも多くの人に知って頂いてファンを増やしたい。そして、選択肢がたくさんある中で国分寺の食堂まで来てくださった皆さんに楽しんで頂く。人と人が出会うのは奇跡だし、せっかく出会えたのだから続いていけば嬉しいです。ミュージシャンも関わる私たちも、ボランティアではなく仕事として成り立つ形で応援していけたらいいな」とのことで、今後も多摩地域や町の人達とのコラボを通して皆でHAPPYになりたいそうです。
また、「国分寺周辺には大学、高校、専門学校などがたくさんあるので、自分の住む町で(自転車で行けるところで)講師の仕事ができると嬉しい」とのことでした。

 

石川さんのぶんハピごはん 国分寺歴 11年

キムチタケシのキムチ

毎月2回段届けられるたくさんのキムチ

2016年の秋から始めた活動に「にしこくキムチ部」があります。子どもの頃に応援していた野球選手が販売に関わるキムチが美味しく、一人で部活動をスタートしてSNSで発信したところ、私も欲しい!どこで買えるの?と様々な反応があり、皆の分も一緒に注文したことがきっかけで部員がどんどん増え、クックパッドでレシピを掲載するとあっというまにアクセス数が1万PVに。キムチが届く日はご近所さんが次から次へと自宅に受け取りにきて、それをまた人へと渡していくので「にしこくキムチリレー」と呼んでいます。(笑)この活動で地域の新しい友達も増えました。甘辛のキムチはご飯がとまらない美味しさ。
りまくみ食堂でも月に1回提供しています。

取材を終えて

調布のある交流会で理麻さんと出会いました。理麻さんとの出会いがなければ今のぶんハピねっとは生まれていなかったかもしれません。今の自分があるのは、全てが縁だと言っていた理麻さん。今回の取材で常に軸がぶれず、妥協しない真摯な姿勢に仕事への自信とプライドを感じました。「転んでもただでは起きない」という理麻さん。1年後にどんな働き方をしているのか今から楽しみです。

  取材:CHEERS


松本園製茶工場

美味しいお茶作りに土からこだわり
オリジナルブランド国分寺茶を製造・販売

店舗の緑茶色のひさしと瓦が目を引く

府中街道に沿いにある日本茶専門店の松本園。お店の横の道を入っていくと製茶工場があり、さらにその先にはお茶畑が続いています。都心に近い茶畑ということでお茶摘みの時期は、毎年テレビ局や新聞社などから取材依頼があるとのこと。
三代目当主で茶師の松本信一さんと奥さまの美津子さんにお話を伺いました。

住宅地の中に広がる茶畑

 

もともとは野菜畑だった畑を、お母さまのご実家がお茶屋さんだったこともあり、茶畑へと徐々に移行していったとのこと。その後、製茶工場を建て、昭和34年にはお茶の栽培から販売までを一貫して行う店舗をスタート。開店当初は、まわりにお店がほとんどなかったため近所の要望で卵やお醤油、アイスクリームなども販売していたこともあったそう。またその当時から通信販売も行い、全国へお茶の発送をしていたそうです。

平成10年に「全国観光土産品連盟推奨品」に認定

国分寺茶は、100g1000円~1500円台の煎茶とのこと。温かい緑茶は、もちろん美味しいのですが、暑い季節の冷茶もおすすめとのこと。水出しの緑茶は、カフェインが少ないので小さいお子さんも飲めるとのことでした。

国分寺茶は、市内のJA「ムーちゃん広場」や西国分寺駅改札口前に出店している「しゅんかしゅんか」、お鷹の道にある「おたカフェ」国分寺駅北口にある「めぐるみlabo & cafe」で購入できます。また市内では「おたカフェ」、「胡桃堂」で国分寺茶を提供しているそうです。

また、国分寺まつりや日立製作所中央研究所の庭園開放にも出店しているとのことでした。
以前は、市内の第六小学校と第九小学校の3年生の総合学習でお茶摘み体験があったとのこと。残念ながら、小学校との日程調整が難しくなり数年前になくなったそうです。現在は、国分寺市内の小学校給食で、国分寺茶を使ったゼリーなどが出されているとのことでした。

お店では、煎茶、ほうじ茶、玄米茶、くき茶などのお茶と急須などの茶器も販売

おいしいお茶づくりのこだわりは、お茶に適した畑の土作りと40年以上の経験をもとに製造工程の最後は機械任せにせず、必ず自分の手で茶葉を調整することという信一さん。国分寺茶は、茶葉の美しさよりもお茶の味を大事にした深蒸し製法とのこと。お茶の美味しさは、品評会の味部門で優秀賞を獲得しているとのお話しからも証明されています。

今後の夢をお聞きしたところ「これからもおいしいお茶をつくり続けたい」と信一さん。国分寺に生まれ育った奥さまの美津子さんは「もっと国分寺茶を普及させたい。そして、急須でいれたお茶の美味しさを知って欲しい」とおっしゃっていました。

取材に伺った時、まず「国分寺茶」を淹れていただきました。濃い緑色の緑茶は、苦みはなく甘味とこくがありました。良い意味でクセになる味です。市内の人はもとより、人から贈ってもらって飲んだ方が、自分でも購入したいと注文するなどリピーターや口コミのお客さんが多いというのがよくわかりしました。真空パックでパッケージされたお茶は軽く、日持ちもするので帰省時や海外へのお土産にする方も。今回の取材で、お茶職人である信一さんからは美味しい味を追求する情熱とそれを支える美津子さんからは「国分寺茶」への深い愛情を感じました。

 

松本さんご夫妻のぶんハピ  国分寺歴  共に50年以上

松本信一さんと美津子さん

 茶畑の手前にあるお花畑と茶畑越しの富士山

「春は茶畑手前のお花畑で桃・桜・山吹が咲き鶯の声が聞こえるとき、冬は茶畑の東側から西方向を見ると富士山が茶畑の上に見えるとき、心が癒されます。茶畑の横の道はお散歩コースにお勧めです。」

 

 

取材:ぶんハピリポーター

 

 

 

お店情報

松本園(製茶工場)

TEL:042-321-1668

FAX : 042-321-8548

住所:国分寺市東戸倉1-6-3

営業時間:9:30〜18:30

定休日:日・祝日、年始3日間

www.kokubunji-cha.com

cha_matsumoto@yahoo.co.jp


加藤けんぴ店

店主手作りのこだわり芋けんぴと
おにぎりとお総菜を小上がりで

赤い暖簾と加藤さんの友人が作った       「おにぎり」の旗が目印

国分寺駅から国分寺街道を下り、ちょうど一里塚あたりにある訪問介護ことりとねじまき雲の間に佇む加藤けんぴ店。

「生活の中にある身近なもの」を楽しんでもらいたい、と店主の加藤昌夫さん手作りの芋けんぴとおにぎりをメインに季節のお惣菜や温かいみそ汁も頂けます。

加藤さんは以前家具メーカーのデザイナーだったそう、人に接する機会が少なくもっと人と直接関われる仕事がしたい、と元々の料理好きが高じて飲食の世界へ。

居酒屋の頃からあった小上がりは店内の  イートインスペースに

代官山のおにぎり屋で働いていた頃、ふとスーパーで並んでいた芋けんぴを見て、「これなら自分でも作れるのでは?」というひらめきから芋けんぴの面白さと奥深さに興味を持ち、独学で芋けんぴ作りの研究を始めたという加藤さん。納得のいく芋けんぴを作るのは想像していたよりも簡単ではなくとても大変だったそうです。

はじめはリヤカーで芋けんぴを販売して開業資金を貯めたそうですが、そろそろどこかに店舗を持ちたいと思っていたところ、以前から知り合いだったねじまき雲の店主から、「隣の物件が空いているよ」と紹介してもらい、元々居酒屋だった現在の場所に店を構えることになったとのこと。

お店は、ほぼ以前のレイアウトのままだそうですが、お店の所々に元デザイナーだった加藤さんのテイストが散りばめられていて素敵な空間になっています。

商品ラベルは加藤さんが自身でデザインしたもの

芋けんぴで使うさつまいもは熊本と茨城の農家さんから仕入れ、種類によって切り方・サイズ・揚げ方など美味しく食べられる形を追求しているそう。

定番で販売されている「芋けんぴBLEND」は3種のさつまいもときび砂糖や黒砂糖など組み合わせの違いを楽しめる1袋。

季節の芋けんぴは4種類ほどで展開し、芋の種類が変わるタイミングで味も変えているので、訪れたときにどんな味があるかも楽しみの一つになりそう。

おにぎりのごはんは、いつもこの大きな羽釜で炊いているそう

夏から秋にかけてさつまいもがあまり出回らない時期は、芋けんぴの語源となったと言われている「けんぴ」という高知県のクッキーのような焼き菓子を再現したお菓子が並ぶそうです。

おにぎりは、羽釜で炊いたごはんをおひつに移して水分を調整するので冷めても美味しくたべられるのだそう。おにぎりに使うお米は、調布にある信頼できるお米屋さんから美味しいと教えてもらったお米を仕入れているとのことでした。

定番の梅や鮭、隠し味に手作りのらっきょうを刻んで入れたツナマヨ、季節の旬の野菜を使った限定のおにぎりなど常時7、8種類を販売しています。

小上がりでは一人用のお膳でお皿におにぎりをのせてもらえて、さらにお茶のサービスも

おにぎりの具材に国分寺産の野菜(こくベジ)を使ったり、ぶんぶんウォークやぎゃらりーウォークなど市内のイベントにも積極的に参加しているそう。

今後の展望をお伺いしたところ、芋けんぴの通販にも取り組みたいとのことでした。

テイクアウトで購入していくお子さん連れの方が多いそうですが、おにぎりとお惣菜、あったかい味噌汁を一緒に頼んで小上がりで食べるのもオススメです。

とても居心地が良く、心も身体もゆるめる時間を味わえ、おばあちゃんの家に来たような感覚になります。

 

加藤さんのぶんハピ  国分寺歴  1年半

店主の加藤昌夫さん

自然の中でのんびりすること

なかなか行けませんが、自然が好きなので武蔵国分寺公園など公園でのんびりするのが好きです。

 

取材:ぶんハピリポーター

 

 

 

お店情報

加藤けんぴ店

TEL:042-312-2370

住所:東京都国分寺市東元町2-18-16 吉野ビル103

営業時間:火曜~金曜/7:00~10:00 12:00~17:00

土曜・祝日/11:00~18:00

定休日:日曜・月曜

http://www.kato-kenpi.com/